インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン の感想
参照データ
タイトル | インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン |
発売日 | 2017-11-04 |
製作者 | Heydon Pickering |
販売元 | ボーンデジタル |
JANコード | 9784862463876 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » Web作成・開発 » Webデザイン |
購入者の感想
ヘイドン・ピカリングさんの前書「コーディングWebアクセシビリティWAI-ARIAで実現するマルチデバイス環境のWebアプリケーション」からもう一歩踏み込んで、アクセシブルなUIを作るためのデザインパターンであったりベストプラクティスについての内容となっています。
アクセシビリティに限った話ではないのですが、HTML、JS、CSSといったクライアントで使われる言語の書籍は、「とりあえず作ってみよう」という初心者向けか、リファレンスに近い内容の書籍がほとんどです(自分の見えている範囲では)。
よって、本書に書かれているコードのように、ユーザーエージェントや支援技術の検証まで子細に行った現場で使えるコードが書籍でまとまって読めるのは非常にありがたいです。
現役のマークアッパーやフロントエンジニアなら読むと必ず身になる内容です。アクセシブルなコーディングであれば、ウェブで検索するとQiitaのエントリーやGithubのリポジトリやStack Overflowの質問がマッチしますが、書かれた時期や人によって内容がまちまちだったりもするので「どれがより確実なんだろう…」と悩むよりはこの本を読んだ方が確実です。
また、日本語版では監訳者の伊原さんと太田さんがこれでもかというぐらい子細に訳注をつけられています。その内容もローカライズに関する内容というよりは補足に近い内容が徹底的に追加されています。freeBSDの文化が分からないとピンとこない「自転車置き場の議論」のような言葉にもしっかり訳注が入っています。
さらに、タイトルに「インクルーシブ」という単語が含まれている通り、インクルーシブデザインを意識した記載がちりばめられており、1章使ってペーパープロトタイピングによるユーザーテストについて書かれていたりもします。
アクセシビリティに限った話ではないのですが、HTML、JS、CSSといったクライアントで使われる言語の書籍は、「とりあえず作ってみよう」という初心者向けか、リファレンスに近い内容の書籍がほとんどです(自分の見えている範囲では)。
よって、本書に書かれているコードのように、ユーザーエージェントや支援技術の検証まで子細に行った現場で使えるコードが書籍でまとまって読めるのは非常にありがたいです。
現役のマークアッパーやフロントエンジニアなら読むと必ず身になる内容です。アクセシブルなコーディングであれば、ウェブで検索するとQiitaのエントリーやGithubのリポジトリやStack Overflowの質問がマッチしますが、書かれた時期や人によって内容がまちまちだったりもするので「どれがより確実なんだろう…」と悩むよりはこの本を読んだ方が確実です。
また、日本語版では監訳者の伊原さんと太田さんがこれでもかというぐらい子細に訳注をつけられています。その内容もローカライズに関する内容というよりは補足に近い内容が徹底的に追加されています。freeBSDの文化が分からないとピンとこない「自転車置き場の議論」のような言葉にもしっかり訳注が入っています。
さらに、タイトルに「インクルーシブ」という単語が含まれている通り、インクルーシブデザインを意識した記載がちりばめられており、1章使ってペーパープロトタイピングによるユーザーテストについて書かれていたりもします。