和のかわいい配色パターン の感想

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とてもセンスある配色で、本当にかわいらしいです。
ただ、CMYKの表記にいわゆる「転びやすい」ものがあります。
たとえば、江戸鼠はC=50、M=50、Y=50……これは色再現性が悪いです。
なぜかと言えば、CとMとYがうまく拮抗しないと江戸鼠にならないからです。
そのわずかな差をいつも同じように制御するのは印刷屋さんでも難しいので、
先の例で言えば、一度「江戸鼠　cmyk」でググってCMYKの比率があまり均等ではないものを探しましょう。

ただ、どうあがいても転びやすい色というのも存在します。
薄めの灰色、この本だと絹鼠がその例でしょう。
そういう場合は、ある程度色相が再現しないのを承知で印刷するか、
色校正するなどの追加コストが必要でしょう。