婦人公論 2017年 10/10 号 [雑誌] の感想

橋田壽賀子さんのページが悲しい内容でした。
人の世話になって生きていても意味がない、、、
凄い衝撃でした、、、
確かに、安楽死と尊厳死があり尊厳死はとても良い事だと思います。
しかし安楽死は上記の様な思想からくるものであり、正直悲しくなりました。

橋田壽賀子さんは戦争を体験したとの事も記されておりましたが
沢山の死を見ても何故そう思うのか疑問です

私は子どもの病気で月に１、２度必ず大学病院に行きます。
死に行く子どもの部屋は最後の時には兄弟や友人も訪れ、はっきり言ってとても悲痛です。
その子どもの前で、本当に同じ思いを抱けるのでしょうか？
生きたい、もっと抱きしめられたい、もっと笑いたい。
そう思ってこの世を去る沢山の命を前にして
私はいつもこう思います。
精一杯生きるからね！って

世話をかける人は不要でしょうか？
世話をかけられるから、私は愛を覚えました。
だから私は愛を与えます
寝たきりのその子は不幸でしょうか？
愛をもらい皆優しく微笑んでいます
ありがとう、、、、
そう言って亡くなっていくんです

子どもや、若い者と
老人の違いという思考なのかもしれません。

でも私、老人になっても思います。
目を閉じ病室を思いだし
様々な命を思いだします
そして頂いた命を精一杯生き抜くからねと伝えたいです。