ONENESS M(通常盤) の感想

以前からそれほどSUGIZOさんのソロワークに詳しくは無かったのですが、偶然音楽番組でfeat．清春の「VOICE」を視聴し、洗練された艶やかな楽曲だったので購入決定。この曲はカネボウKATE辺りのCMに起用してもらいたい位、美しくてアクティブな音だと思います。DIRの京の歌う絶彩は綺麗なファルセットとそれとは正反対の声を見事に組み合わせた楽曲。RYUICHIの歌唱力の高さもも改めて実感しました。シンセを多用した音でAlexandorosの様な若手も混じりつつキャリア豊富なアーティストの集合体。買って良かったと思います。ブックレットでそれぞれが作詞した歌詞を読み比べるのも楽しいですよ。

各Vocalの良さが際立つ曲に、仕上がっていると感じました。
とくに、京さんの「絶彩」と、清春さんの「VOICE」には震えが走りました。
DIR EN GREYはほぼ聴いたことがなかったことを今更後悔しています(笑)
清春さんは、彼のバンドやソロとは全く違ったベクトルの曲での参加ですが、なぜか抜群にはまっていて、ポテンシャルとバンドvocalとしての資質が爆発しています。
SUGIZOさんと清春さん、合いましたね。
ぐうの音も出ません。
また、[Alexandros]のvocalさんの良さも新しい発見でした。
ラストの「光の涯」は、歌声の底力に涙が出てしまいました(笑)
私はLUNA SEAファンですが、長らくソロ作品は遠退いていましたが、買って良かったです。
ちなみに、RYUICHIさんの「永遠」もかなりの◎です。
しかし、LUNA SEA色が強い曲な分、頭の中で真矢さんとJさんの音を創り出して、それを追ってしまいます。
INORANさん風の音色は感じられるのですが、それもやっぱり違いますので、LUNA SEAにかぶれたリスナーにはちょっと厳しい楽曲かもしれません。