お祓い日和 その作法と実践 (文庫ダ・ヴィンチ) の感想
参照データ
タイトル | お祓い日和 その作法と実践 (文庫ダ・ヴィンチ) |
発売日 | 2012-12-21 |
製作者 | 加門七海 |
販売元 | メディアファクトリー |
JANコード | 9784840149235 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
この著者の本を今まで何冊か読んでいるが、全て自身の怪異現象についての体験をまとめたものだった。
通常であれば生涯に一度もそんな目には遭わないだろうに・・・というような霊体験を、
この著者は日常的に体験する。
そしてそれらを軽妙な文章に載せて私たちに読ませてくれる。
霊との「つきあい」も大変だよ・・・と、やれやれ・・といった調子で、
それでもどこか楽しげで、余裕がある。
その理由が、この本を読んでいるとわかるような気がしてくる。
前半部分は、祓い、厄除けについてのアイテムと、
その方法が項目ごとに紹介されている。
読むだけでも清々しい気持ちになれる。
そして、とにかくその知識が豊富なのである・・・。
こんなにも祓いや厄除けについて造詣が深いのか、と目を見張るばかりだ。
まるでさらりと世間話のように、密度の濃い「その道」のノウハウが語られる。
後半ではお正月から始まり、一年の行事の本来の意味や作法などを、
こちらも各行事の項目ごとに説明してある。
ところで、この著者の「怪のはなし」という著書の中で、
節分の時の驚くべき怪現象体験が書かれてある。
しかし、そのような体験は、この本の中には紹介されない。
あくまでも、知識を提示することに徹した内容といえる。
この本だけを単体で読んでももちろん充分興味深いし、
内容もすばらしいのだが、
他の、怪異体験集の著作も併せて読むことを特におススメしたい。
こういう著者だからこういう著書を・・・と、
その両方の著書に対して、腑に落ちるというか納得できる気持ちを持てると思うので。
通常であれば生涯に一度もそんな目には遭わないだろうに・・・というような霊体験を、
この著者は日常的に体験する。
そしてそれらを軽妙な文章に載せて私たちに読ませてくれる。
霊との「つきあい」も大変だよ・・・と、やれやれ・・といった調子で、
それでもどこか楽しげで、余裕がある。
その理由が、この本を読んでいるとわかるような気がしてくる。
前半部分は、祓い、厄除けについてのアイテムと、
その方法が項目ごとに紹介されている。
読むだけでも清々しい気持ちになれる。
そして、とにかくその知識が豊富なのである・・・。
こんなにも祓いや厄除けについて造詣が深いのか、と目を見張るばかりだ。
まるでさらりと世間話のように、密度の濃い「その道」のノウハウが語られる。
後半ではお正月から始まり、一年の行事の本来の意味や作法などを、
こちらも各行事の項目ごとに説明してある。
ところで、この著者の「怪のはなし」という著書の中で、
節分の時の驚くべき怪現象体験が書かれてある。
しかし、そのような体験は、この本の中には紹介されない。
あくまでも、知識を提示することに徹した内容といえる。
この本だけを単体で読んでももちろん充分興味深いし、
内容もすばらしいのだが、
他の、怪異体験集の著作も併せて読むことを特におススメしたい。
こういう著者だからこういう著書を・・・と、
その両方の著書に対して、腑に落ちるというか納得できる気持ちを持てると思うので。
一見最近巷にあふれている「お祓いBOOK」のようですが手にとって中を読んでみると普通はプロでないと知らないようなノウハウがあちこちにさりげなく書いてあってびっくりです。この作者はいったい何者なんでしょう?出版物を見る限りスリラー系の作家のようですが…いったいどこからこのような情報を入手したのでしょうか?とにかく価値のわかる人にとってはせひ手元においておく事をおすすめする貴重な一冊といえるでしょう。