【Amazon.co.jp限定】アイカツスターズ! 星のツバサシリーズ Blu-ray BOX 1(描き下ろしB2サイズ布ポスター付) の感想

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どうやら2年目の布ポスターはVAのアイドルになるようだが、きららとレイは確定として、4人目が女児人気の高そうなアリアを差し置いて、スタッフのお気に入りである女児受け要素皆無にならない事を祈るばかりである。

さて早速だが、1年目とは何だったのか？そう言わざるを得ない。1年目での設定が悉く無かった事にされているのだ。確かに新規視聴者に配慮するのであれば、過去の設定は出さないのが道理だが、流石に度が過ぎている。更に1年目での描写不足が起因し不可解なシーンが多く見受けられる。

まず、何故リリィはS4戦終了後も学園にいるのか？佐藤照雄監督は自身のTwitterでリリィがS4戦で負けた理由は、暖かくなってきて本調子では無かったからだと述べていた。ならば既に療養に入るべきだろう。このツイートが無かったとしても、リリィが前々回のS4戦を棄権した事と、学園への復帰は半年振りだという事が26話で語られていたので、去年は4月には療養に入っていた筈だ。S4戦は本調子でなかったから負けたのに、より暖かくなってきた53話のステージではアイカツシステムに認められ、SPRを入手するというのは無理がある。
次に何故リリィはPRを作ったのか？PRを見たいGOTHIC VICTORIAファンの要望等ならまだしも、自分もエルザのようにツバサを纏いたいという小学生の様な理由だ。39話でリリィは「どうして自分のブランドを持ったのにPRドレスを作らなかったんですか？」という質問に対し、「PRドレスはいわばドレスの中のトップです。私自身がトップになった時に着るのが相応しいと思いました。まずは学園のトップ、S4になる。そしてその暁にはPRドレスを着る。それが私の新たな夢なのです」と回答している。リリィはこの自分との約束を、封印を解くと称して破っているが、42話では「約束とは自分自身への誓いの言葉でもある」などと心にも無い事を言ってしまっている。後先考えずにこれらの台詞を言わせるべきでは無かったですね。
そもそも、27話で四ツ星学園ではPRドレスはS4しか着れない特別なドレスであるという設定が登場している（35話でゆめはPRを着たが）ので、特例でブランドを持つ事が出来ても、封印を解くのまでは自由だが、勝手にPRを作って着る事はできない筈だ。