お金持ちの教科書 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルお金持ちの教科書
発売日販売日未定
製作者加谷珪一
販売元阪急コミュニケーションズ
JANコード9784484142012
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託

購入者の感想

Web掲載の記事というのは、どうしてこんなに薄っぺらい話が多いのでしょうか。
「お金持ちの教科書」とありますが「金持ちに関する与太話集」です。

うっすい、うっすい まとまりのない話がこれでもかと詰め込まれています。
これなら元ネタのWeb記事だけで十分です。

この本を教科書にして「お金持ち」になることは絶対にありません。
(筆者のみ印税でお金持ちにはなりますが。。。)

2018年には80冊本を読みましたが、断トツのワーストワン。
評価はもちろん星1つ。「アタマのチューインガム」です。

 お金持ちの考え方を学びたいと思い,本書を購入した。著者は,東北大学卒業後,出版社記者を経て,投資ファンド運用会社に転職。そして,2000年,コンサルタントとして独立。現在は,億単位の投資を行う投資家である。私が参考になった点は,次の通りである。
・1億円の金融資産を運用すれば,どのような時代でも3.5%程度の利回りは何とか確保できる。1億円の3.5%は350万円である。たしかに自力で生活できるギリギリのラインと言えるだろう。逆に言うと,1億円の金融資産があれば,働かなくても何とかやっていける,ということを意味している。
・エンゲル係数は家計の消費支出総額に占める食費の割合を示したもの。数値が高いほど貧しいと言われている。
・お金持ちは時計を見ればわかるのではなく,多くの人が相手をお金持ちと判断する材料が時計なのだ。
・人間は,実は外見だけでほとんど印象を決めてしまう浅はかな生き物である。しかも厄介なことに,多くの人がそれに気づいていない。自分は中身で相手を判断していると思っている。初対面で有利な立場に立つためには,外見的な印象は極めて重要である。服装やアクセサリーは馬鹿にできないのだ。
・信用していた人に裏切られるなどというのは,100%裏切られたほうに責任がある。人は誰でも裏切る可能性があることは周知の事実であり,その対策を一切していなかったなどというのは怠慢以外の何物でもない。
・IT系のビジネスを個人で営むある実業家は,さらに手厳しい意見を持っている。行列に並ぶのは「他人と同じであることを確認したいだけの後ろ向きな行為」であるという。多くの人は,ムラ社会で仲間はずれにされるのを極端に恐れる。このため,他人と自分は同じであるという確認作業を常に行っており,行列に並ぶのはその最たるものだという。
・「家でゴロ寝してテレビを見るという行為が,その値段にふさわしいのかを考えるのです。当時の私は時給700円のアルバイトでしたから,『1時間テレビを見るために700円払えるか?』と考えたわけです」

本のソムリエの一日一冊ビジネス書評でかなりの高得点だったので、近くの書店で購入してみました。
お金持ちになるための具体的な方法(どんな株を買えとか、アパート経営しろとか)は書いてないですが、
お金持ちの人が、どのように考え行動するのかについて、いろいろな角度から説明しています。

お金持ちなはずなのに貧乏そうにしている人がいる理由や、
本当のお金持ちは上品で質素だという都市伝説がなぜ出来上がるのかというあたりは、
なかなか考えさせられました。

お金儲けをするための具体的な生情報を求めている人には合わないかもしれません。
お金持ちの本当の姿や、
お金持ちになるための基本的な価値観などを知りたいというのであれば、
本書は非常に参考になります。

私はお金持ちではないのですが、
本書を読んだら、少し気がラクになった気がしました。

お金持ちの分類までは良かったがあとは尻切れトンボ。
そこだけ書きたくて後は何か書いてみたという程度の内容。
ま、お暇ならどうぞ。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

お金持ちの教科書

アマゾンで購入する
阪急コミュニケーションズから発売された加谷珪一のお金持ちの教科書(JAN:9784484142012)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.