Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (5) の感想
参照データ
タイトル | Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (5) |
発売日 | 2017-04-26 |
製作者 | 桜井 光 |
販売元 | KADOKAWA |
JANコード | 9784041031445 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
typemoon作品はどう生き、何を残したかが描かれる事が多いように思えます。
最終巻となる本巻では4巻かけて各陣営のマスターやサーヴァントから必死に引き継がれたバトンを
ようやく答えを得たセイバーがゴールへ到達させ、そして彼もまた次の時代へと託し幕を引きます。
ですがこのシリーズはFate/Prototypeの前日譚。
これまでも時折Prototypeのエピソードが挟まれまており
ラストもPrototypeへと続くものなので良く言えば続きが気になる、悪く言えば俺達の戦いはこれからだと言った風なので
ここは短編アニメとあらすじに設定程度でしか語られてないFate/Prototype本編を最初から最後まで何かしらの媒体で
きちんと発表して欲しいとも感じました。
Prototypeシリーズとしての本筋以外では
皆が良く知るセイバーではなくプロトセイバーという英霊はどういう人物だったか?
重複するところもあると思われますが生前どう考えどう生きたかが描かれ
既存シリーズに登場した一部円卓や花の魔術師の様子が違っていたり謎のローマ皇帝が登場したりと興味深い情報もあります。
FGOではネタキャラ一直線のキャスターやアサシンが本作4巻までやFGO内で
どうしてああいった行動を取るのかも本作では良く分かるためこの2人のファンにはオススメです。
またFakeほどではコアではなく本作品・本巻を読み進める分には支障はないのですが
Fate他シリーズの内容や直近の設定を読者が知っている前提の描写や単語もありました。
どの作品も網羅している方以外には段々とシリーズ全体の敷居が高くなってきている点もございます。
桜井氏の文体に関して本巻は序盤の巻やラビリンスほどにはきついとは私は感じませんでした。
そこが気になる方は参考になれば幸いです。
最終巻となる本巻では4巻かけて各陣営のマスターやサーヴァントから必死に引き継がれたバトンを
ようやく答えを得たセイバーがゴールへ到達させ、そして彼もまた次の時代へと託し幕を引きます。
ですがこのシリーズはFate/Prototypeの前日譚。
これまでも時折Prototypeのエピソードが挟まれまており
ラストもPrototypeへと続くものなので良く言えば続きが気になる、悪く言えば俺達の戦いはこれからだと言った風なので
ここは短編アニメとあらすじに設定程度でしか語られてないFate/Prototype本編を最初から最後まで何かしらの媒体で
きちんと発表して欲しいとも感じました。
Prototypeシリーズとしての本筋以外では
皆が良く知るセイバーではなくプロトセイバーという英霊はどういう人物だったか?
重複するところもあると思われますが生前どう考えどう生きたかが描かれ
既存シリーズに登場した一部円卓や花の魔術師の様子が違っていたり謎のローマ皇帝が登場したりと興味深い情報もあります。
FGOではネタキャラ一直線のキャスターやアサシンが本作4巻までやFGO内で
どうしてああいった行動を取るのかも本作では良く分かるためこの2人のファンにはオススメです。
またFakeほどではコアではなく本作品・本巻を読み進める分には支障はないのですが
Fate他シリーズの内容や直近の設定を読者が知っている前提の描写や単語もありました。
どの作品も網羅している方以外には段々とシリーズ全体の敷居が高くなってきている点もございます。
桜井氏の文体に関して本巻は序盤の巻やラビリンスほどにはきついとは私は感じませんでした。
そこが気になる方は参考になれば幸いです。