たのしごとデザイン論 の感想

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参照データ

タイトルたのしごとデザイン論
発売日2016-12-15
製作者カイシトモヤ
販売元エムディエヌコーポレーション(MdN)
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » アート・建築・デザイン » デザイン » グラフィックデザイン

購入者の感想

いやー、素晴らしい本だった。
デザインのための本とい体裁だけど、これは仕事全般に応用できる本だと思った。
もう、沢山ハッと思わせられる箇所があったけど、特に印象的だったものをチョイスしてみると・・・

「僕はデザイナーの仕事を舞台の演出家にたとえています」。

これね、デザイナーだけじゃなく他の仕事でもあるんだけど、本書では「写真をイラストもコピーも書いていないあなたはいったい何やっているの?」という他人からの問いがある。
これ、ハッキリ言えば「オマエに言われる筋合いはない!」といいたいとこだけど(こういう他人の行動ばかり気になっている人は間違いなく仕事がデキない人だよねw)、著者に言わせると、
「良い舞台をつくるために、役者どうしをきっちりと采配するのがデザイナーの役割なのです」と。
まさにその通りだし、おとなだわー。

「揃えと崩し」

レイアウトでグリッドデザインがあるように「揃えてから崩す」、この順番でレイアウトをすることが基本中の基本。
逆はフツーあり得ないよね。
これもデザインに限らずハナから崩しっぱなしの人が本当に多い。
これ、仕事での人間関係でもそうだよね。
親しくもないのに崩した口調や態度で接近する人たち、こういった手合いは仕事そのものの程度が低い人が多い。

「これを50ミリのレンズでスポット光で撮影して」

仕事をするにあたって共通言語は必要だけど、知ったかぶりの専門用語を使う人って多いよね。
この例もフォトグラファーに遊びを与えず、そんなに写真が得意でない人間がキチキチに指示を出す例として登場している。
ディレクションする人が能力が低いのに詳細まで指示を出す状況ほど痛いものはないw

「ラーメンを出してから餃子を出そう」

この言葉は本書で一番、「そうそう、これこれ!」と膝を叩いた言葉だ。
ラーメンを食べたくて店に入ったのに、その店主自慢の餃子が出てくるという悲劇w
これもデザインに限らず仕事慣れしてない若者か、程度が低いベテランに多いよね。

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