センチュリー 独立電源スイッチ搭載 USB3.0接続 3.5インチSATA-HDD ケース 「裸族のカプセルホテルVer.2」 CRCH35U3IS2 の感想

これまで外付けHDDの個別増設を繰り返してきましたが、その都度、USBポートは埋まる、電源コンセントも新たに必要と、徐々にPC環境の負担に。
おまけに、個別増設なため、各機器の導入時期にバラつきがあり、各HDDの使用年数を把握していても寿命管理がなかなか面倒くさい。

そこで、もっと大容量の外付けHDDに一括してまとめようかなーと漠然と考えていたところ、内蔵HDDの外付け転用ケースにこういう便利な商品を見つけたので、あらためて導入を検討。
これまで交換してきた歴代の小容量HDDも山ほどあるのですが、問題なく使える状態だとしても経年劣化で交換した物ですから、一つにまとめはできても、日常的な現役運用に戻すのは経年劣化の面ですぐに支障がでそうなので本末転倒。

なので、今回のケース導入にあたっては、別途、新品の内蔵HDDもあわせて購入。
これで、個別に増設してきた外付けHDDらの膨大な量のファイルのコピーとバックアップが時期を揃えて管理できるようになりました。
また、保管目的でファイル移動も済んで必要なくなっただ外付けHDDはTVの録画用に転用できて一石二鳥でした。

レビューでチラホラと不具合がらみの評判も見かけましたが、自分の場合は特に問題なく動いてくれています。
個別電源のおかげでファイルの保管目的で普段は必要ないポートは最初から電源を切っておけますし、不具合報告の内容もほとんどが認識エラーなので、なんとなく、使用済みの劣化HDDの転用であったり、何度も取り付けなおして接続が甘くなって不具合が起こりやすくなる気もするので、大枚はたいたせっかくの高価なケースですから、中身も新品にしたいところです。

USB3.0で大量のストレージを構築する人は要注意です。

インテルのHaswellチップセットでは、
USB3.0機器の最大接続数が25台に制限されています。
これは2013年以降に発売されたWin＆Macが該当します。

25台以上のUSB-HDDを同時接続する場合は、
（本製品に限った話ではないのですが、）
低速でよいストレージはUSB2.0ケーブルで接続するなどの対策が必要です。
2016年現在、台数制限を突破する方法はありません。

ネットでは Haswell "USB device limit" として知られている問題のようです。