グランブルーファンタジー【シリアルコード付き】（２） (サイコミ) の感想

ゲームでは半分ネタキャラ扱いのラカムですが、コミックでは違います。
幼少期から青年期、そして挫折、そこからの再起。大空と故郷とグランサイファーへの熱い思いがしっかり描かれています。
若き日のオイゲンがまたカッコイイ。第二巻は少々オジサン度が少々高過ぎかも知れません(笑)
正直シリアル目当てでしたが、これは相当満足度が高いです。

ダマスカス骸晶が付属するのは1巻だけの様です。

本の内容としては、特にオリジナル要素のなかった1巻とは違い、アレンジされた内容でティアマト討伐まで話が進みます。
大きな点は、ラカムのエピソードが補完されて説得力が増した事と、ティアマト戦の内容がアニメと比べて大幅に変わった事です。
どちらもアニメ版より良い内容で、やはり尺や作画作業量に縛られるアニメよりも、グラブルの様な作品には漫画の方が迫力のある内容にし易い利点があると思います。
総評として、内容の大半がラカムエピソードになっていますので、ラカムファンなら買いです。