モンスターストライクで覚える天使と悪魔 (モンスターストライクで覚えるシリーズ) の感想

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先に結論から述べますとカラフルで150p弱と見やすい聖書入門書として素晴らしいです
私自身クリスチャンで聖書は二言語5種類ほど持っていますが
日本語訳の聖書には天使と悪魔の訳が少ないため勉強になりました

本の内容としてはモンストに出て来る聖書に関わる天使と悪魔と人
それとそれを後世に残した芸術家をイラスト、絵画や写真それと索引を交えて解説しています

あくまでも天使と悪魔に焦点を当てた本なので
キリスト教迫害で有名なネロやフランス革命のマリーアントワネットのような宗教革命に関する人物
宗教画で有名だが天使と悪魔はあまり書いてないレンブラント
実は聖書用語だが日本では一般的では無いアカシャ、阿修羅などはフォローされてません

ただしモンストには出てませんがイエスに関してはガブリエルの活躍として出てきます

まず「聖書とは？」と旧約と新約の歴代構成を聖書に関する簡単な説明と
それから派生した芸術、宗教に関して簡単に説明

メインのキャラクター説明は
モンストイラスト設定の説明（注訳にあくまでも設定と記載）
メインの説明は名画や注訳を交え説明
特に注訳が素晴らしく本書でフォローしてる物は（➡p○○○）と分かりやすく
又聖書に関する部分は旧約（新約）聖書○○○書
細かい箇所では○○○書○章○説と
新共同訳基準で書いており聖書の解説書として優秀な体裁をしています
ミカエル、ラファエル、ガブリエルや
ノアのような神学的にメジャーなキャラだと聖書の注訳をたっぷり交え
処女降臨を初めとした代表的なエピソードも書かれています

他にもアダムとイブをミルトンの失楽園を元に解説し
その息子カインの罪その子孫ノアの活躍と神が何故人から離れたかや

悪魔の箇所はユダヤ思想や七つの大罪、ソロモン72柱の一部が分かりやすく書かれています

モンストをプレイしている中高生はモチロン
非常に読みやすいので聖書に関して簡単に知りたい人や