はたらく魔王さま!15 (電撃文庫) の感想

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参照データ

タイトルはたらく魔王さま!15 (電撃文庫)
発売日2016-04-09
製作者和ヶ原 聡司
販売元KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

今回は、全体的に時系列が錯綜し、視点が頻繁に変化するため、
ついていくのに多少戸惑うかも知れません。
また、内容的にも、いよいよ物語の核心に踏み込み、
思い切った展開をいくつも投入しています。

そのため、今巻は必ずしも高評価を得ないかも知れません。
この巻で読むのをやめる、という人もいるかも知れません。
またこのパターンか、と呆れる人がいたり、結局そういう
結論に落ち着くのか、と冷めた目で見る人がいるかも知れません。

だけど、僕はそれでもいいと思います。

物語とは、必ずしも万人に受け入れられる内容である必要はない。
その作者だけの気持ちや考えを表現したのが作品である以上、
必ずしも大衆にこびた作品を作る必要はない。
シンフォギアでの「ついてこれる奴だけついてこいッ!」という言葉は、
やはり一つの真実をついていると思うのです。

などと、前置き的なことが長くなりましたが結論としては。

最ッ高に熱い! 「魔王さま」はこうでなくてはッ!

僕などは、もとより「魔王さま」贔屓で和ヶ原先生贔屓だったこともあり、
今回の内容は大興奮でした。
ついに天使と悪魔の秘密が明かされ、魔王さま周りの人間関係も大幅に整理され、
いよいよ物語も佳境というところで充実感満点です。
なにより、冒頭の重い雰囲気、作中の色々なしがらみの絡み合った展開から
ラストスパートで一気にどんでん返しの疾走感がたまらない。
和ヶ原先生の作家としての力量を垣間見た思いがします。

ライラの「依頼」、それに対する真奥と恵美の「返事」は、
どう転んでも誰もが笑える結末にならなさそうな、難しい問題でした。
それに対して、ある人物のある言葉が、意外すぎる、
そして判明してみれば当然すぎる答えを提出してくれました。
ここでこうくるかッ! と驚きかつ納得しましたし、
それに対してちーちゃんの示した決意も、愛らしい少女ながら

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