新版 明解C言語 中級編 の感想

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参照データ

タイトル新版 明解C言語 中級編
発売日販売日未定
製作者柴田 望洋
販売元ソフトバンククリエイティブ
JANコード9784797350043
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » C

購入者の感想

この本の入門編、及びその他の本で、多少C言語の基礎が分かってきたので
本書に挑戦しました。私には多少難しく感じられましたが、理解不能な程ではありません。
適度な歯応えと言ってもよいかもしれません。
著者の説明は入門編同様、厳密、正確、処理系依存なコードを排除するという感じです。
C言語は言語仕様がコンパクトという話を聞いたことがありますが
私の知らないマクロや関数が次々と紹介され、
私なんかまだまだ初級、下の下だなーと反省させられました。
入門編と共通した事ですが、関数の仕様等を紹介する時に、厳密に、正確に書いてあります。
しかし、私のような低レベル学習者には、
林晴比古氏が著作中で、一部の章末等で書いているような、例文をズラズラ並べて
これが普通の書き方 これもOK ○○な場合はこう書く これは○○だからエラー
と、各例文に対する一言解説も並べてくれるスタイルがありがたいです。
(厳密な用語をちゃんと覚えていないのに「中級編」に手を出す私が悪いんですけどね)

デザイン面の第一印象として、赤青黒の三色を使っていた入門編と違い、本書は赤がありません。
そのため、入門編よりクール、若しくは地味な印象のデザインです。
しかし入門編同様、見やすく作ってあります。
余談ながら私の環境(ubuntu10.10 + build-essentials = gcc)では
p232で出てくる curses.h が No such file or directory でした。
ubuntu は linux じゃないんでしょうか orz
しかし、ぐぐると libncurses5-dev がすぐ見つかりますから、これを入れればOKでした。
後、p235のソースでは printf に対する fflush(stdout) が抜けていると思うのですが。
そのせいでサンプルプログラムが私の環境では、最初グダグダでした。
fflush(stdout) を付け足すぐらい10秒で済みますからいいですけど。

C言語の普通の入門書には載っていない題材のうち,

・要求される予備知識やスキルの上で入門書と飛躍がなく,
・プログラムに実用性を求めようとしたときにネックになる

という条件を満たすものの,かなりの部分を説明している.入門コースや入門書の内容から応用や卒研への橋渡しあたりの定番の知識の少なからぬ部分を披露した内容と言える.扱われているのは主に乱数,時計,入出力.そのため,C言語の標準文法や標準ライブラリから少しはみ出す部分も当然含まれる.アルゴリズム,データベース,ライブラリ開発あたりは扱っていない.

説明の仕方は,C言語のコース(入門の次あたり)の課題を出して,それに沿って関連事項を非常に丁寧に説明するというものである.だから,積極的な一部の大学生あたりにはきっとド真ん中だろう.一方で,とっつきやすいリファレンスとしての利用を考えている人にとっては冗長な書き方だと言えるし,題材が広くないことは不満要因となるだろう.

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