ザ・プレゼンテーション の感想
参照データ
タイトル | ザ・プレゼンテーション |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ナンシー・デュアルテ |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478016961 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » ビジネス企画 |
購入者の感想
プレゼンテーションの技法についてまとめた本。カラー印刷で、ビジュアル面でもよく考えられた構成になっている。適度に写真や絵や図解が駆使されていて視覚的にも理解しやすい。著者は米国でプレゼンテーションの制作・デザインを専門にする会社のCEO。
プレゼンテーションの目的は聴衆になんらかの変化をするように説得することだとしている。知らない状態から知っている状態へ、行き詰った状態から進みだす状態へ。そのために、ビッグアイディアをストーリ(設定の提示、クライマックス、解決)に載せて語る。
主人公は、あくまでも聴衆。プレゼンターは一人ひとりがヒーローである聴衆に対して物語を提供する賢明なストーリーテラーでありメンターの役割を果たすようにする。STARWARSでいえば、ルーク・スカイウォーカーが聴衆で、ヨーダがプレゼンター。ヒーローは、プレゼンテーションの冒険を経験することで成長し、変化し、何かを得て帰る。終わった後のフォローも大切。
「論理的アピール」「情緒的アピール」「倫理的アピール」の3つのコンビネーション。ストーリーの中にコントラストや対立を作る。情報に意味を持たせる。アイディアをメッセージ変える。そして、理解可能な一貫性のある構成に組んでゆく。
尚、本書には公式サイトがあり、本文中でもあちこちで言及されているのでこれもほとんどこの本の一部といってもいいように思われる。特に制限がかかっているわけではないので、興味のある人は最初の方にある著者のプレゼンを見てから購入を判断してもよいかもしれない。日本語字幕がついているものとそうでないものがあるが、それ以外にも、キング牧師(有名な"I have a dream.")、ファインマン博士、レーガン大統領、スティーブ・ジョブスをはじめとする有名無名の数々の名プレゼンあるいは名演説への様々な外部リンクがまとめてあって、以前チェックしたことのあるものも含めてこれを機会にひと通り見たが、なかなか面白かった。
プレゼンテーションの目的は聴衆になんらかの変化をするように説得することだとしている。知らない状態から知っている状態へ、行き詰った状態から進みだす状態へ。そのために、ビッグアイディアをストーリ(設定の提示、クライマックス、解決)に載せて語る。
主人公は、あくまでも聴衆。プレゼンターは一人ひとりがヒーローである聴衆に対して物語を提供する賢明なストーリーテラーでありメンターの役割を果たすようにする。STARWARSでいえば、ルーク・スカイウォーカーが聴衆で、ヨーダがプレゼンター。ヒーローは、プレゼンテーションの冒険を経験することで成長し、変化し、何かを得て帰る。終わった後のフォローも大切。
「論理的アピール」「情緒的アピール」「倫理的アピール」の3つのコンビネーション。ストーリーの中にコントラストや対立を作る。情報に意味を持たせる。アイディアをメッセージ変える。そして、理解可能な一貫性のある構成に組んでゆく。
尚、本書には公式サイトがあり、本文中でもあちこちで言及されているのでこれもほとんどこの本の一部といってもいいように思われる。特に制限がかかっているわけではないので、興味のある人は最初の方にある著者のプレゼンを見てから購入を判断してもよいかもしれない。日本語字幕がついているものとそうでないものがあるが、それ以外にも、キング牧師(有名な"I have a dream.")、ファインマン博士、レーガン大統領、スティーブ・ジョブスをはじめとする有名無名の数々の名プレゼンあるいは名演説への様々な外部リンクがまとめてあって、以前チェックしたことのあるものも含めてこれを機会にひと通り見たが、なかなか面白かった。