進撃の軌跡 の感想

あまりCDを購入しないのでレンタルできるまで待とうと思ってましたが、不意に『心臓を捧げよ』のfullversionを聴いてしまい、途中のギターソロ(3分33秒ぐらいのところ)から流れるように他の音が重なっていく様があまりにカッコよくつい購入してしまいました。そして歌詞も素晴らしかった！
全体的に音に非常に厚みがありずっしりきます。

歴代のOPは全て良かったしおそらく進撃ファンなら知っていると思うので敢えてレビューしませんが、他の曲について書きます。

*二ヶ月後の君へ
歴代OP好きなら絶対好き！
アーティストさんの進撃への熱い思いに泣けてきます。本当に凄いです。色々なものが溢れています。

*14文字の伝言
エレンの母親がエレンに対する愛を歌う。でもこれお母さんが普通に子どもを思う歌なんですよね。でも進撃の世界観の中で歌うから余計に心に残ります。おそらく松本英子さん(福山雅治のスコールを歌っていた方)が歌っているのではないかと思われます。とても歌声が美しい。綺麗で切ない歌です。殺される時の効果音が曲の美しさと相反して非常に恐ろしいです。

*最後の戦果
たった一人で最後まで戦ったイルゼの心の内を見事に体現。曲も歌詞も『イルゼ！』って感じで追い立てられるようです。途中民族調のリズムに変化し童話のようです。ラストに少しリヴァイの音声が入ってます。

*双翼のヒカリ
死にゆくペトラが上官であるリヴァイを想う歌。進撃の世界の中でリヴァイというキャラが背負っている運命とそして役割をペトラは死の間際に思いやったのでしょう。リヴァイが兵を率いていく効果音が入っています。切なくでも希望を感じさせてくれる歌詞でした。泣きました。

*彼女は冷たい棺の中で
地下深く眠るアニの歌。このアルバムの中で一番耳に残る歌で参りました。スゴく素敵。アップテンポな曲調で彼女の胸の内を歌い上げています。
そして作中ではなったけれどアニはエレンにこうした感情を抱いていたかも知れないと改めて思わされました。素晴らしいの一言に尽きます。