あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 (上) (角川文庫) の感想

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主人公が引きこもりの高校生。ちょっと下品な会話から始まる物語に、初めは戸惑った。相手の女の子の存在が、今一よく分からず、話を読み進めていくと、小学校時代の出来事が物語の発端であることがわかった。乱暴な言葉のやり取りの裏に、繊細な心がだんだんと見えてきて、優しい気持ちになってきた上巻でした。