銀魂 桜祭り2011(仮) [DVD] の感想

　国技館で昼の部に参加した者です。
　レビューが少ないので、購入の一助になるかと思い書いてみます。
　結論から言えば、このDVDは買って損なしだと思います。特に、前回の銀魂春祭りのDVDに幻滅して購入を控えている方、今回はおすすめです。
　銀魂桜祭り（仮）の概要はみなさんご存知かとは思いますが、昨年8月21日に国技館で二部構成で行われた「銀魂」ファンのためのイベントです。メインの声優に加え、OPEDを飾るアーティストも多数参加しました。夏開催にちなんで「24時間テレビ」を全体的にパロディしており、まさに「祭り感」のあるイベントです。個人的には立木文彦さん、くじらさんという銀魂世界を代表する大人組が参加なさったことが好印象でした。めったに拝見できない二人のはしゃぎ様がとても楽しいです。また、「かぶき町四天王篇」を彩る菅生隆之さん、野中藍さんの参加も、この祭りをさらに盛り上げています。作品イベントとしての完成度は前回の春祭りを上回っていると私は思います。
　DVDとしても、前回の春祭りDVDに比べて随分収録の仕方がこなれています。春祭りDVDの不満点の多くは解消されているように感じました。特に、期待されていた終演後のライブビューイング向けキャストコメントがきちんと収録されていたのがうれしいです。私は国技館、しかも昼の部を見ていたので、うわさのこの映像はぜひ観たいと熱望していました。それぞれの声優たちの充実感、高揚感が伝わってきます。当日の終演後、一部で騒がれていた石田彰さんのウィンクに私も舞い上がってしまいました。
　ただし、シークレットアーティストであるTommy heavenly6のライブ部分はカットされています。また、収録されているのは夜の部です。基本的に昼・夜内容は同じですが、声優のアドリブなどはもちろん違います。さらに、アーティストによる「銀魂の好きなシーン」は総カット、さらに「夏といえば？」の声優の話なども数名分カットされています。