俺の妹がこんなに可愛いわけがない オリジナルサウンドトラック の感想

　青春時代をサン○イズロボットアニメ全盛期の頃に過ごした人間が数十年ぶりに購入したアニメサントラです。
　いわゆる「スカ」ミュージックを基本としているため、テンポの良い曲調となっています。　
　殆どの曲が１分半前後と曲の長さも適度な長さであり、何回聴いても飽きが来ないのは大したものと思います。　アップテンポの曲も、スローな曲も私自身久々に「きたぁーーー」感のあるサントラであり、作品（アニメ・ノベル共）のファンであれば購入して損は無いんじゃないかなーと思います。
　私はテレビを観ていない時はCDを聴くことが多いのですが、これはそのコレクションとしても秀逸であると思います。　もちろんアニメ・ノベルも好きです。

　他のレビュワーの皆さん（特に評価の低い方々）は、テーマソングとメルル（特にメルル）がフルじゃないということで評価を下げているようですが、私が以前ハマっていた前述のロボットアニメのサントラ（まだLPレコードの時代・・・。　トシがばれるなぁ。）はOP・EDともフルコーラス（ちなみに挿入歌も）で、その前に既にシングル盤が発売されていました。　ま、８０年代の頃ですし、あの頃はアニメが今のように１〜２クールで終わる時代では無く、４クール（１年間）が基本であり、２クール中りで終われば不人気による打ち切りだとすぐわかる頃でしたので・・・。　ま、時代が違うと言えばそれまでですが。　アニメでもエンディング曲がほぼ話ごとに変わるというのもあり得なかった時代ですし、主題歌は同じでも、OP・EDアニメーションが頻繁に変わるのもまたあり得なかった時代ですから・・・（変わるのは製作スタッフのテロップ（よく変わるのはシナリオライター）くらい）。
　・・・本題に戻って、私はサントラというのは主題歌・挿入歌等は副次的な位置付けで良いのではないかと思うので、フルだろうがTVバージョンであろうが特に関係無いと思う派ですが、やはり熱烈なファン心理からすると、フルコーラスでは無かったことが「残念・悔しい・騙された」という気持ちは、何となくではありますが理解できます。