セイクリッド・クロニクル3 (GA文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルセイクリッド・クロニクル3 (GA文庫)
発売日2016-02-25
製作者御子神 零
販売元SBクリエイティブ
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

前作も読み終え今作も最新巻の途中まで読みました。
ロミオとジュリエットのような主人公とヒロインの関係性は王道ですがテンプレというこではなく、とてもうまくまとまっていて読み進めていくうちに続きが気になる物語ではあるのですが、何とも言えない【気持ち悪さ】がある。それは俗にいう【ラブコメ】パートが非常に気持ち悪い。
主人公とヒロインのいちゃいちゃ勿論の事周りにいるサブヒロインたちが主人公に好意を寄せているのだが、それはまぁいい。
でも主人公が「ヒロイン一筋」と明言しているにも拘らず他の女にもいい顔をしている。
さらに言えば「ヒロインの為ならたとえかつての仲間と殺し合うことも厭わない」という台詞まで言っている。
それなのに突き放さず「家族」という言葉で傍に置こうとする主人公が気持ち悪い。
ヒロインもヒロインでラブコメパートになると頭の悪いキャラに一変しキャラがブレブレである。
作者は狙って書いていると思うが(前作も同じであるため)もうあそこまで行くと別人である。

他にも主人公とヒロインには浅からぬ因縁があり両者ともに殺し合いをしてもおかしくない設定なのだが1巻~2巻であっけなく解決する。
これに関しては拍子抜けというか二人とも自分の立ち位置に酔っていて恋愛脳と言わざる負えない程である。
これまで作者の作品を読んで来て思ったのは「綺麗すぎる物語」であるという事。
文章として説明はされているがあまりにもあっさりしすぎていて、主人公やその周りだけがハッピーになっていてもその過程で犠牲になったモノすべて置き去りにしている印象だった。
上記にも書いたが説明はある。ただそれは単なる説明であって感情移入できない。
もっともっとドロドロした部分を浮き彫りにするとさらに面白くなっていくと思う。

第1巻・第2巻と読んできての今巻ですが、安定して面白いと思います。
自分は「シリアス」や「ドロドロ」したお話しが大嫌いなので、少し苦手な部分もありますが主人公の一途さや回りのキャラ達のお陰で物語自体は楽しめます。

しかし、今巻では少しギャグぽい展開が少なかったのが残念。もっと主人公を取り巻く女性陣の恋のライバル関係を放り下げてほしかったです。なので☆4にしました。。

あと物語があっさり進んでくれるのも読んでいて分かりやすくて個人的には嬉しいです。
今巻も気になる所で終わっているので次巻も楽しみ!!!

上記したとおり久しぶりの個人的ヒット作品なので少しでも長く続いてほしい作品です。
1人のファンとしてこれからの展開に期待!!!!!

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

セイクリッド・クロニクル3 (GA文庫)

アマゾンで購入する
SBクリエイティブから発売された御子神 零のセイクリッド・クロニクル3 (GA文庫)(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.