ミチコとハッチン：コンプリート・シリーズ 廉価版 北米版 / Michiko & Hatchin - Complete Series - S.A.V.E. [Blu-ray][Import] の感想

まず最初に、本商品の登録情報は間違っています（2015/9/10現在）。
ブルーレイディスクの４枚組みは間違っていないのですが、収録時間が３２０分になっています。その為、私は「物語の途中までの収録なのか？」とドキドキしながらの購入でした。
正確には、ブルーレイ４枚組みで、収録時間が５５０分なので、キチンと『ミチコとハッチン』の１話から最終話まで収録されています。

国内プレイヤーで再生ＯＫ（私はSONYのBDP-1200で鑑賞）。
英語字幕はタイトルで消せます。ただ、特典映像の際は、その都度リモコンで、英語字幕を《切る》に設定をする必要性があります。
ＯＰと最終話のクレジットは、日本オリジナルのものですが、ＥＤクレジットが英語表記になります。ちなみに、日時の表示がポルトガル語になっていますが、こちらはオリジナルのもので、北米版の追加仕様ではありません。オリジナル制作陣が、作品の雰囲気を出す為の、演出として使ったのものだと思います。
英語音声は5.1CHですが、日本語音声は2.0CHです。

ここからは、本作の内容のレビューになりますが、南米（ブラジルかな？）と思しき土地を舞台に、ハナ（ハッチン）とミチコが、ヒロシ（バス事故で死んだはずのハナの父親）を探し求めるという物語です。
基本、登場人物はみんなエネルギッシュではありますが、荒んだ人物が多く、チンピラ・ギャング・暴力警察官なんでもござれの世界です。その為、ハナの養父は、神職でありながらも、養育費のピンはねしていますし（ショットガンもぶっ放します）、ミチコに至っては、鉄パイプで人を殴るわ拳銃をぶっ放しまくるわで、ハナが身を寄せたサーカス団も、普通に人身売買に手を出しています。
ですが、こういったハードな世界観をベースにしながらも、笑いあり涙ありの、人間交差点的良作に仕上がっています。

全話収録で、更にはコンパクトにまとまって、場所を取らない＆お値段もリーズナブル。
購入して大正解でした♪