STEINS;GATE 哀心迷図のバベル 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトルSTEINS;GATE 哀心迷図のバベル 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)
発売日2014-01-17
製作者成家 慎一郎
販売元集英社
JANコード9784088796710
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

この作品が以前に発売された、『ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%』のコミカライズ版である事は、一巻のレビュー等で他の方々が書かれている通りです。
しかし私は改めて、この物語がゲーム本編の後に作られた、最も古く且つ最も重要な物語であった事を主張したい。

「哀心迷図のバベル」は、ゲーム本編クリア後も、謎のまま残されていたいくつもの疑問、その解答編の先駆けともいえる作品でした。
1.2000年にジョン・タイターが現れていないα世界線で、ドクター中鉢はどんな理論をもって、タイムマシン記者会見に臨んだのか。
2.1975年に跳び、IBN5100を入手した後の鈴羽は何をしていたのか。
3.フェイリスの父、秋葉幸高が恩人から預かったというIBN5100は、鈴羽の残したものだったのか。
4.幸高と鈴羽の関係は?
(2〜4は、アニメ版では一部が語られていますが、ゲーム版では不明のままでした)

この物語をもって、本編ではただの悪役だった中鉢が一転して、苦悩と悲哀を背負った愛すべきキャラクターになりました。
愛すべきラボメンたちだけでなく、Steins;Gateという作品に於いては、根っからの悪役など居なかったのだと。
(β世界線の中鉢は、本当にただの悪役かもしれませんがw)

コミカライズ版では、CDドラマ版の物語に様々なシーンが加筆され、より感慨深いものになったものと思われます。
2巻〜3巻で描かれた、両親を介しての紅莉栖と留未穂の出会いと交流。
劇場版を経て、3巻内で描かれた、未来への希望。
また、この3巻のハイライトは、幸高の葬儀の場における章一の嘆きと誓いのシーンでありましょう。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

STEINS;GATE 哀心迷図のバベル 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)

アマゾンで購入する
集英社から発売された成家 慎一郎のSTEINS;GATE 哀心迷図のバベル 3 (ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)(JAN:9784088796710)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.