CLANNAD 光見守る坂道で 上巻 の感想

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大作CLANNADの外伝エピソード集「光見守る坂道で」のPSP版です。
とは言っても選択肢も無いので基本的には読むだけになります。
セリフだけでなく全ての文章がフルボイスになっており初めて触れる人もG’s magazineで掲載された小説を読んだ人も楽しめると思います。
主人公の朋也だけTVアニメのキャストの人ではないので（声を当てているのは野島健児さんです）ご注意下さい。
背景はゲーム本編のをそのまま使っていて、キャラの立ち絵はないですが挿絵がたまに入ります。
BGMは本編で使われていた曲を使っていますので雰囲気に違和感はありません。
一つの話でチャプターが５つくらいに分かれていますがチャプタースキップを除けば高速スキップ機能やセーブ機能も無く、ボタンを押して飛ばす事も出来ないのが残念。
それとオートで進むので読んでる最中にコントローラーを操作する必要も殆ど無いです。
一つの話が１５分位なので一度読み始めた話は一気に読んでしまう感じでしょうか。

収録されているのは以下の全８話です。
第１話 勇気を出して −古河 渚−
第２話 公子の日記 −伊吹 公子−
第３話 男友達 −藤林 杏−
第４話 ときめく瞬間 −藤林 椋−
第５話 あのころの私 −坂上 智代−
第６話 わたしのおにいちゃん −春原 芽衣−
第７話　いろいろなにおい −ボタン−
第８話 特別な夜 −古河 秋生−

CLANNADファンなら質は満足だと思いますが、ボリュームが少ないのでコストパフォーマンスは悪いです。
上下巻と分けず全部収録して欲しかったですね。