新世紀エヴァンゲリオン2 の感想

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これを購入する際に、普通のゲームに期待するものを要求すると確実に裏切られます。
AT上げのための会話は単調ですし､体調関係のパラメータからの要求は煩わしいし。
おまけにエンディングのバリエーションは非常に少ない。
戦闘シーンでは操作性の悪さが目立ち､ようやく慣れてくると使徒の行動パターンの単純さゆえに難易度が低い。
では､何ゆえの星4つか？
これは実はゲームではないんです。
高度なAIと会話することによって介入することのできるワールドシミュレータなんです。
AI搭載のNPCは、記憶と感情値・生理欲求に基づいて行動しています。
NPCたちはプレイヤーが何もしていなくても、それぞれの欲求に基づいて自律的に行動し､関係を構築しています。
これらNPCたちの人間関係を観察すること。これがエヴァ2の目的です。
エンディングを目指さない遊び方に気が付くと､酷評されることの多いエヴァ2の真の楽しみがわかってきます。
わたしの場合、発売から毎日やりつづけて、ようやく入口に足をかけた状態ですが。
あ、それと、ATは上げなくていいんですよ。
というか、AT無視のプレイでないと、面白さはわかりません。
戦闘の緊張感は増すし､NPCに飽きられない会話ができますしね^^