デスノート Light up the NEW world [Blu-ray] の感想

小説読破済みで、映画は見そびれたのでＢＤを待っていました。

ストーリーは原作でちらっと書いてあった、ノートが複数ある場合、いわゆる６冊ノートルールの風呂敷を広げた話しとなります。
地上に墜とされた６冊のノート、それを巡るデスノート対策室の三島、Ｌを継ぐ竜崎、キラの信奉者紫苑の三人を中心に話しが進みます。
ミサや松田、月とＬもちょこっと登場します。それにしても、松田太ったな～（苦笑）。
雰囲気はどちらかと言えば刑事ドラマに近く、中々スピーディな話しの流れなので二時間余りを集中して視聴できました。
個人的には最後にノートの魔力に負けなかった三島、そして竜崎を見て、ある意味二人は月とＬに精神的には勝っていたのかもしれないと思いました。（今回の竜崎はたまたま運が良かった？けど、前回のＬも結局ノート使っちゃったし）
ただ、６冊のノートに対して登場した死神が半分なのがちょっと残念。小説に登場したイーブ、シドゥ、名称不明の三体も見たかった。
あと、ラストの月のメッセージが何だかなぁ･･････。もう、月の話しはいいだろと思ってしまった。

画質はフルＨＤで視聴しましたが中々綺麗でよかったです。死神達の質感がふわふわで技術の進歩が窺えます。
でも、前みたいにもうちょっと尖っている感じの方が自分は好みかな？　
音声は5.1ｃｈ。重低音も強く、結構動くシーンやアクションが多いので、思っていたよりも派手で立体感がありました。

デスノート外伝としては、思っていたより面白かったと言うのが素直な感想です。
しかし、デスノートをストレートに求める方には賛否があるかもしれません。
取りあえず、一つのドラマとしては見やすく、ちゃんと纏まっているし面白かったと思います。
☆は４か３で迷いましたが、ここは☆３でお願いします。