かぐや様は告らせたい 7 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス) の感想

選挙戦ということで、白銀元生徒会長と対抗馬である表紙の彼女のメイン回かと思いきや、

今回吠えるのは生徒会会計の石上君。生徒会メンバー唯一の一年生で、陰キャラでボッチで元不登校児。色々と学生としては生き辛そうな業を背負っていそうな彼ですが、『それは違うだろう』と憤りを露わにします。

努力しても報われない、正しさは受け入れられない、想いは通じない。そんなことが繰り返されて、惨めさが積み重なり言葉も出なくなる。そして、そんな様が笑いものにされる。

そんな理不尽を正しく叩き潰してくれ、と我を露わにします。

出番自体は然程では無いのですが、今回、一番敵を想ったのは石上君で、それを汲んだのが会長でした。

尚、巻を増すごとにダメ子さんになるかぐや様は、今回も更に磨きが掛かっています。

アレなフェチが露見したり、暗躍したり、暗躍しようとして取り込まれそうになったり、暗躍したり、暗躍したのがバレて嫌われると疑心暗鬼になったりと、もうはーさかさんの気苦労がマッハな感じです。＊あの子あのキャラじゃなきゃ、胃痛キャラになってそうです。

＊なんというか会長は徐々に素直になっていっている気がします。かぐや様はアレになっていますが。