夏目友人帳 音楽集 おとのけの捧げもの の感想

夏目友人帳のサウンドトラック第一弾。

ただこちらに収録されているのは「静か」というより「怪しげ」なもの。
ピンチの時に流れる焦燥感あるものであったり、妖怪の怪しさ溢れるものであったり。

「優しい」音楽は私的には少なかったですね。
多くの夏目ファンが好まれる楽曲はおそらく、夏目のサントラ第二弾である続 夏目友人帳 音楽集 いとうるわしきものこちらの商品に収録されています。
こちらの商品のレビューもしておりますので参考までにどうぞ。

ただし全く無いというわけでもありません。

「きみが呼ぶなまえ〜夏目友人帳のテーマ〜」は聴くと必ず笹田の話を思い出します。こうして曲を聴くだけでシーンを思い浮かべることが出来るのはサントラならでは。人の子の頭を優しく撫でる妖の姿には、思わず涙が出そうになりました。

また「荒ぶる神の降臨」「ほのかな記憶」も劇中重要な場面で使われていただけあって記憶に残っています。イメージとしては暗いお寺の中、といった感じで雰囲気があり、何か怪しげなものを創作したい、なんて時にはおすすめかと(笑)

私はこのサントラを買って不満ではありませんし、買って良かったと思います。
「いとうるわしきもの」もそうですが、ジャケットのにゃんこ先生がかわいいので収集好きな方にはぜひ揃えていただきたいですね。

ですが期待していた内容には少し足りなかったので★3つとさせていただきます。