ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J) の感想

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参照データ

タイトルようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)
発売日2015-05-25
製作者衣笠彰梧
販売元KADOKAWA/メディアファクトリー
JANコード9784040676579
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

1巻インパクトに惹かれました。最近はラノベもマンネリ化してきていたのですが、よう実のアニメ化で1話を見る機会があり、久々におっ!っと思わせる作品でした。主人公最強系は読んでてワクワクしますね。

1~2巻はこの舞台となる高校が『勉強だけ』、『運動だけ』では生き残れないとうことを強く指示す役割を果たします。
1巻の主人公のとった行動は普通の学校における概念を外れていますし、そしてそれが許容された所にこの学校の異質さと『実力』の意味が込められています。
この学校の求める『実力』というものが、現在の最新巻である6巻までを読んで改めて読み返してみると、よく表されていると思います。

キャラクターの成長も見所です。
表紙の彼女もそうですが、『彼』も最新刊(6巻)では成長の兆しが表れています。
負けたままではいられない、そういった少年少女にある心情は読んでいて心地いいですね。

通読していけば主人公の綾小路の印象も変わります。
最初は一昔前に流行った『キョン』等のヤレヤレ系主人公の匂いがしますが、それとは違います。
彼は『お上りさん』です。
変化した環境、『普通の日常』に戸惑っているのです。
6巻で新しい友人達に吐露した彼の『ここにいるメンツは無理しなくて良いというか、楽だな 』という心情が、彼も環境へ適応しようと頑張っていたことを表しています。

通読を通してのこの巻の評価となりすまが、スルーするにはもったいない作品です。

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