神のみぞ知るセカイ(3) (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトル神のみぞ知るセカイ(3) (少年サンデーコミックス)
発売日2013-02-01
製作者若木民喜
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

第3巻の登場です。
いわゆる打ち切りラインを超えて、ここから長期連載につなげることが出来るかどうか、重要な辺りかと思われます。

今回は、冒頭に番外編がひとつ、武道家ヒロインのパートがひとつ、ふたり目の悪魔が現れるパートがひとつ、合計3つのパートから構成されてると言えます。

まず番外編では、主人公が神たる所以であるギャルゲについての逸話をまたひとつ紹介しています。
今までに明かされたものは常人にしてみれば技術的に不可能と思えるものが多かったですが、今回は精神的に、それこそ常人ならすぐに投げ出すであろうゲームでさえ愛を持って攻略せんと立ち向かう姿は、まさに神としか言いようがありません。

続いての武道家ヒロインですが、こちらは文章量のため泣く泣く割愛しますが、今までのヒロイン同様のクオリティで、且つ既存ヒロインとはまた違う魅力のあるヒロインに仕上がってました。

そして、今巻のメインともいえるふたり目の悪魔ハクアですが、このキャラの登場により地獄や悪魔の設定・世界観などが語られ、1巻冒頭駆け足で説明されたものに補足がなされています。
ちなみにハクアもまたエルシィ同様、ヒロインとしてのフラグを立てつつ話が進められます。

さてようやく本題に入れますが、主人公は神と呼ばれていますが、それは所詮ギャルゲーマーとしての「落とし神」としての神だというように今まで描かれてきました。
しかし今回5匹目の駆け魂拘留、そして地獄でエリートと呼ばれていた悪魔を凌ぐかに見える頭脳を持つ主人公は、まさに文字通り神としか言いようのないスペックを誇っております。
落ちこぼれと言われたエルシィがここまでの活躍が出来たのも、ひとえに神の力があってこそのものでしょう。
そう考えると、この作品の主人公がいかに少年漫画の主人公らしからぬ存在であるかということが見えてくると思います。
要するに、主人公が成長しません。
既に行き着くところまで辿り着いてしまっているため、心境の変化こそあれ、目立って変わっていく部分がかなり少ないです。
しかし一方で、悩みを取り除かれたヒロインたちは大きな一歩を歩みだしています。

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