神のみぞ知るセカイ(24) (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトル神のみぞ知るセカイ(24) (少年サンデーコミックス)
発売日2014-04-28
製作者若木民喜
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 とにかく過去編になってから急につまらなくなったように思います。
 女神編まで(19巻まで)は、何度読み返しても飽きないくらいに面白かったのに、いったいどうしてしまったのでしょう。
 これまで張ってきた伏線を回収することを意識しすぎて、読者が楽しむのではなく、作者が楽しむ作品になってしまったように感じます。エンターテイメント性を全く感じることができないのです。

 今までは程よい長さで完結し、それぞれのヒロインエピソードにメッセージ性があり、どのキャラクターも活き活きしていて好感が持てましたし、共感もできました。
 しかし20巻からの過去編では、変にストーリー性を打ち出したせいか、やたらと長く、話に先が見えず、惰性で呼んでいる感が拭えません。
 やはり致命的なのは、桂馬がまともに「攻略」をしなくなったからだと思います。
 今までは「攻略」に作者さまの独自性があり、それに付随する女性キャラクター達の立ち回りが非常に魅力的でした。嫌いなヒロインは一人もいません。
 ですが過去編では、無駄に人が死んだり、ドクロウの思惑が必要以上にややこしく絡んできたり、全体的に暗い雰囲気で桂馬が中心でない話が続くため、読む気が萎えてしまうこともしばしば。
 これまでは笑って流せていた、「ゲームではそうなんだ」という桂馬も迷ゼリフも、「攻略」をしない過去編においては単なるご都合主義でしかなく、手抜きとすら思えてしまいます。
 特にオーブは重要なキーアイテムなはずなのに、その説明も取り扱われ方も非常にぞんざいで苦笑するしかありませんでした。
 もう昔のように、「神兄ぃさまバカだけどカッコイイなー」とか「エルシー健気でかわいいなー」とか、そういう軽いノリで楽しむことはできないのでしょうか。

 19巻で神エンドを迎えた後、いったいどういう続き方をするのかと期待が大きかっただけに、この展開には正直ガッカリです。
 個人的には、ちひろや、女神が入ったキャラクター達との掛け合いが見たかったです(過去編のあとにやるのかもしれませんが)。
 過去編での楽しみは「The Present

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