神のみぞ知るセカイ 女神篇 ROUTE 6.0 (初回限定版) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル神のみぞ知るセカイ 女神篇 ROUTE 6.0 (初回限定版) [Blu-ray]
発売日2014-02-26
監督大脊戸 聡
販売元NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
JANコード4988102183967
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

購入者の感想

FLAG 11.0「SHOW ME」:ヴィンテージをかわしながらの歩美の攻略が続く。ちひろは傷心を抱えながらも状況を理解して桂馬に歩美を本気で好きになれと迫る。その真剣な顔が良い。最初のヒロインで最後のヒロインである歩美はとうとう桂馬と一緒にあかね丸へ。
FLAG 12.0「初めて恋をした記憶」:OP無しで切迫した歩美との攻防。ゲーム世界の最高を狙う桂馬と現実世界の最高をめざす歩美。ここは歩美の勝ちだったが、見事にエンディングへ。ここまで、原作の相当部分を削って何とか尺に入れて進めてきた女神篇だが、最終回は逆に原作よりちひろと桂馬のシーン、細かい台詞や微妙な表情の変化が追加されている。朝日をバックに光の中で別れを告げるちひろのシーンなんて反則だ。見ている側がオーバーレンジする。原作が言いたかったことをさらに深く表現してくれていて本当にうれしいけれど、余計にちひろと桂馬がかわいそうになって、予想通り泣いてしまった。
ゲーム世界に気持ち悪いほど完全に復帰したらしく見える原作の桂馬に対し、ED無しで神のみ原点回帰の「コイノシルシ」が流れるエピローグの桂馬はゲームをクリアしながらも何か釈然としない雰囲気でゲーム部屋から(ちひろのように)光の中へ出て行く。いったいどこに向かうのかと、この巻を何度も見返しながら考えてしまうのは神のみファンの宿命だろう。シクラメンの花がカラスに食われてしまうかどうか以上に大きな違いがあるのかもしれない。桂馬は3D世界に残した思いを回収に行く。ちひろファンはそう信じているのではないだろうか。

FLAG 12.0オーディオコメンタリー:伊藤かな恵さん(エルシィ)と早見沙織さん(ハクア)と阿澄佳奈さん(ちひろ)と下野紘さん(桂馬)の4人で、モブキャラから他のヒロインとは大きく違う、実に切ないヒロインになったちひろのことを中心に話が進む。最終回は演じていて気持ちが凹み、胸が実際に痛んだと阿澄さん。神にーさまも泣きそうだ。

この巻だけ買う人もいるのではないかと思われる、「女神のみ」の最終話収録巻。ジャケットはamazon掲載のものではなく、青基調の、桂馬単独のもの(追記:と思ったら後日正しく表示された。エラーだったのか発売後に更新されたのか未確認。)。ちょっと感動したので個人的にはアリだが一応注意。
特典は数、体積ともに控え目で通常のケースに収まるくらい。中身のオーディオコメンタリーは面白かったものの、最終話は人数が多いせいかガヤ感が強かった。雑談は雑談で楽しいが、ラジオではなくコメンタリーなのだから、かのんの衣裳がどうとかより、もう少し作品の中身に踏み込んだコメントが欲しかったところ。
とまあ、細かいところでは色々と注文はあるのだが、正直言って、この作品の最終巻に★5つ以外の点数を付ける気にはなれない。Bパートは何度見ても泣けるし、本篇の原点である「初めて恋をした記憶」をノンテロップVer.で観るとまた感慨深い。
この女神篇、序盤はあるキャラがばっさりカットされていたりして原作ファンの間で物議を醸したりしたものだが、最後まで見れば、原作ファンも納得のできだと思う。序盤に納得がいかず視聴を止めた人は、ぜひ最後まで観てから判断してほしい。

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