灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫) の感想
参照データ
タイトル | 灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫) |
発売日 | 2015-12-23 |
製作者 | 十文字青 |
販売元 | オーバーラップ |
JANコード | 9784865540864 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
マナトを失い、なんとなくハルヒロがリーダーになり。
そのうちランタが成長して、ハルヒロとともにパーティの両輪になるのかと思っていたが。
ハルヒロの負担ばかりが増えて行く…。
そのうちランタが成長して、ハルヒロとともにパーティの両輪になるのかと思っていたが。
ハルヒロの負担ばかりが増えて行く…。
文章として、好きか、好きでないかと言われれば好きではない。文章のかなりの部分は主人公のハルヒロ視点で書かれてはいるが、ハルヒロも三人称で呼称される客観的な視点、そしてハルヒロ自身の独白が入り乱れており、正直この書き方はありなのだろうかと思ってしまう。しかし、よく考えられた世界観と、本当の戦闘や冒険ならばきっとこうなのだろうという描写の説得力からか、読まされてしまう。1巻がきわめて読みにくかったことを考えると、巻がすすむにつれてバランスが取れ、筆が走っているという所なのであろう。また、リーダーの孤独について良く描写できている所も好感が持てる。