カメラマガジン2014.6 (エイムック 2867) の感想

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こういうカメラ雑誌は、何か購入目当てでカタログ
的に読むことが多い。
それに、プロの撮った写真を見たいという純粋の動
機もある。
ときどき思いがけない記事に会うことがある。

本号では080、写真家tsukaoさんの「公園撮影風景」
が面白かった。
いくつか公園写真が載っているが、これが柔らかな
色彩のルノアール風の写真である。

記事を読むと、これはホルガのレンズで撮影したも
のだそうだ。
ホルガのレンズはもともと日本でトイカメラ用につくられ
たもので、それがロシアに渡ってホルガとして作られて
いるのだそうである。

早速私もホルガを入手、撮影してみた。
なんとなく、ホルガ風。

また、チョウトク先生の「窓からの眺めは名画である」は、
足の悪い隠居老人にとっては、うなずくばかりのエッセイ
である。
そうだ。写真は自由なのだ。
半径１０メートルの内部を撮ったり、窓から撮るだけでも
いいのである。