アイドルマスター SideM ドラマチックステージ (1) (シルフコミックス) の感想

アイドルマスターSideMが気になるけどソシャゲはちょっと…という方にも、ゲーム内のイベントストーリーは全部読んだ！というプロデューサーさんにも、十分にオススメできるコミカライズだと思います。

絵は各キャラの特徴を上手くとらえていて似ていますし、表情もイキイキしています。背景などもしっかり描かれていて、コマも読みやすく、丁寧な作画には好感が持てます。
ストーリーは一話一話王道な展開の中にキャラの良さが込められていて面白いです。デビューまでの経緯はゲーム内の漫画より分かりやすかったので、このコミカライズからエムマスの世界に入るのもアリだと思います。
薫がイルカのペンダントを見ているシーンや、旬が夏来のしゃっくりを止めているシーンなど、Pなら伝わる小ネタもあって楽しいです。地味に初出の設定も書かれていたりして、良い補完になります。

注意点を書くとするならば
・1巻に全てのユニットが出ている訳ではない
この巻に出てきたのはメインドラスタハイジョ、サブでBeitWJupiterFRAME虎牙道の計7ユニットでした。他のユニットは2巻以降で必ず出ると思います。
・カードの絵柄とちょっと違う
キャラ自体は似ていますが、カードの絵柄とは少し違うので、違和感を感じる人もいるかもしれません。気になる方は電撃マオウ公式HPで一話をためし読みしてみてください。
この2点ぐらいでしょうか。

電撃マオウ本誌に載っていなかったかきおろしは、カバー下に前職の服のドラスタ3人、あとがきに笑顔の輝と隼人&二人の肩や手のひらに乗ったりしているミニキャラの薫翼旬夏来春名四季の2つでした。前者は3人それぞれがそのキャラらしい表情で良かったです。後者はとてもかわいかったです！

アンソロジーとこの本どっちを買うか迷っている人には、是非ともこちらをオススメしたいです。