S.H.フィギュアーツ 宇宙戦艦ヤマト2202 森雪 約140mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア の感想

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１４０ｍｍという事もあって、箱が小さくびっくりしました。
評価などでパーツに問題があったとかあったので開封して透明プラスチックの上から確認しました。
問題はありませんでした。
貧乏性なので取り出して遊ぶことなく、箱で飾って楽しみます。
１４０ｍｍと小さく、可動関節ですが、不自然さは極力押さえてあり、鑑賞にも耐えられるものです。
ヤマトガールズコレクションを集めましたが場所を取り現在、物置に置いています。
保管に物置は良くないが、部屋が狭くなり、仕方無しです。
これは小さく集めやすいのでシリーズ化してほしいですね。

　今迄、2次元美少女・美女系の立体可動フィギュア化ではfigmaの後塵を拝して来たS．H．フィギュアーツ。
　例えば造形が良くても可動域が狭い「ラブライブ・シリーズ」、可動は良いが微妙に造型が惜しい「ばくおん！」シリーズ）が有りました。
　両方良かったのは｢ルパン3世」の峰不二子、「In　Justice版ハーレークィン」「ストリート・ファイター」春麗と「らんま1/2」のシャンプー位だったのですが、どれも女性フィギュアとしてフェミニンさよりはアクション重視のキャラクターでした。
　本モデルは『森雪』の女性らしさ、しなやかさが良く出ており、個人的には佳作だと思いました。

　【良い点】
〇リアビュー。figmaの様に太腿と臀部を一体化する事で可動と美観の妥協点を上げています。
〇全体的に柔らかい材質で作られて居り、可動域が広い。尻が少し邪魔をするとはいえ、180度、前後開脚、胡坐が可能。
〇上半身も銃を体の前方で両手で構えられる。肩もほぼ体の真上に上げられる。
〇美人さん。表情パーツも4つ(本体付属含む)付き。
〇レトロフューチャー的デザインの拳銃、パッド等小物も良く出来ている。
△高価だが、最近のS．H．フィギュアーツでは抑え気味。
〇関節も柔らかすぎず、固過ぎず、ピッタリポーズが決まる。

　【少し気になる点】
●実写キャラをモデルにしたS．H．フィギュアーツや、figmaと同じ感覚で頭を抜こうとすると首の関節パーツが折れますので要注意。
　前髪パーツ、顔パーツを前方に引き抜く方式で、首は原則抜けない仕様です。
●髪の毛が邪魔をして、頭を余り後方に反らせられない。
●拳銃の抜き差しはホルスター(銃内蔵）とホルスター(空）を差し替えて表現する方式で、実際の銃の抜き差しは出来ない。
●ヒール・小足の為、自立が今一歩。パランスを取るのがやや難しい。
●軟質パーツが増えた事で耐久性が心配。
●ホルスター部分がやや取れやすい。
●繊細な手首パーツ。着脱が前提なだけに何時壊れるか、折れたパーツが本体に残ってしまうかが気になります。