Panasonic 電池がどれでもライト ホワイト BF-BM10-W の感想

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購入して気がついたところは、
1.単1・単2・単3・単4をそれそれ一本ずつしか入れられないです。
　例えば単3を2本と言う風には入れられないです。
2.単1から単4まですべて入れても、
　4本同時に電力として使えないです。
　本体前面のくるくる回るスイッチで、
　どの電池を使うか一種類だけ選べるようになっています。
3.懐中電灯とランタンとして使用できますが、
　特に切り替えスイッチはなく、
　あくまで光を前方だけではなく、
　真横方向にも光が行くような仕組みになっているだけです。
4.生活防水など防水機能はないですが、洗面台や台所に
　置く程度であれば問題なさそうです。

以上を踏まえて使ってみると、
確かに電池が1本しかなくても点灯できるのは便利です。

懐中電灯として水平に持って前方を照らすと
暗い屋外や室内でも意外と明るく、歩いていても正面だけでなく
ランタンの機能のお陰で足下にも光が来るので歩きやすいです。

ランタンとして使用する場合は
光が上に行くように本体を縦にしますが、
そうすると暗い屋外ではやや照度不足です。
室内では天井にライトが当たってその反射で意外と明るいです。
光が下に向くようにしても使えるようですが、
熱を持ったりしたら大変なのでやめました。

仮に大災害が来て、電池と本機があるけれど
本機が水につかってしまって壊れたら、と思うと
「どうなんだろう？」と思ってしまう部分もあります。
万全を期すのであれば、
本機以外にも防水仕様の懐中電灯･ランタンも用意した方が良いと思います。

しかしながら
値段(2013/07/04現在 約1700円)を考えれば十分な
機能を持っていると思います。
とにかく本機の最大の武器はランタン機能でも防水機能でもなく、
「単1形〜単4形の電池ならどれでも1本あれば使用可能」という点です。
これは心強いです。

単一〜単四形の電池を、各1本ずつ・計4本まで装着することができます。そして、そのうちのいずれか
1本さえあれば点灯可能なため、使い勝手が良いです。

電池ごとにそれぞれ回路が独立しているため、通常タブーとされる新旧・異種電池の同時装着も可能です。
例えば、「新品の単二マンガン電池」と「使いかけの単三アルカリ電池」を同時にセットして使用しても
全く問題ありません。このことにより、1本だけ余ってしまった電池の有効活用ができます。また、緊急時に
時計やリモコンなどから使いかけの電池を流用しやすいです。

ランタイムも充分で、乾電池エボルタを4本セットした場合の合計持続時間は85時間30分、パナソニックアルカリ
乾電池4本の場合でも計66時間15分使用可能です。

スイッチは回転式のロータリースイッチを採用。［単一ON］→［OFF］→［単三ON］→［OFF］→［単二ON］
→［OFF］→［単四ON］→［OFF］→［単一ON（に戻る）］といった具合に、順番に切り換える仕組みに
なっています。スイッチは左右どちらにも回せるので、矢印と逆回りに切り換えてもOKです。また、360°以上
回転することもできます。

半透明のシェードは横方向にも光を拡散するので、テーブルなどに上向きに置けば簡易ランタンとして
使用することもできます。ただし、GENTOSあたりの本格的なLEDランタンと比較すると、明るさはかなり
見劣りします。

本体はIPX1相当の防滴構造で、小雨の中や水滴が多少かかる場面でも使用できます。また、コンパクトな
サイズのわりにキャリーハンドルが大きく、持ち運びは楽です。