茶畑のジャヤ: この地球を生きる子どもたち (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち) の感想
参照データ
タイトル | 茶畑のジャヤ: この地球を生きる子どもたち (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中川 なをみ |
販売元 | 鈴木出版 |
JANコード | 9784790233107 |
カテゴリ | ジャンル別 » 絵本・児童書 » 読み物 » 童話・文学 |
購入者の感想
成績優秀ゆえ仲間から疎(うと)まれるようになってしまった周は、そのSOSを受け取った祖父に誘われるまま7日間のスリランカ旅行へ出かけ、それまで全く知らなかった土地の大自然の中で、新しい自分に気がつきはじめる一方、その地が抱える民族問題と向き合うことになります。
「いじめをする側に欠如しているのは、想像力!」と結論付けるだけでは勿体ない作品です。とことん想像してみることで問題に気が付ける、解決につなげられる、そういうことって他にどれだけあるでしょう。
本書にあるような世界で繰り広げられている紛争についてはもちろん、たとえば天災に見舞われた方々や地域に対して、自然破壊に対してなど、傍観していたり、見て見ぬふりをしていたりすることで、私たち自身が消極的加害者になってしまっているケースもあるでしょう。
読書感想文コンクールで読者対象とされているのは社会に目を向け始めてほしい高学年ですから、身近な大人と相談しながら、テーマから色々に考えを派生させてほしいところです。もちろん、読書感想文を書くためでなくても、読後には同じようにたくさんの考えごとをしてもらいたいと思います。
「いじめをする側に欠如しているのは、想像力!」と結論付けるだけでは勿体ない作品です。とことん想像してみることで問題に気が付ける、解決につなげられる、そういうことって他にどれだけあるでしょう。
本書にあるような世界で繰り広げられている紛争についてはもちろん、たとえば天災に見舞われた方々や地域に対して、自然破壊に対してなど、傍観していたり、見て見ぬふりをしていたりすることで、私たち自身が消極的加害者になってしまっているケースもあるでしょう。
読書感想文コンクールで読者対象とされているのは社会に目を向け始めてほしい高学年ですから、身近な大人と相談しながら、テーマから色々に考えを派生させてほしいところです。もちろん、読書感想文を書くためでなくても、読後には同じようにたくさんの考えごとをしてもらいたいと思います。