スター・ウォーズ 新たなる夜明け 上 (ヴレッジブックス) の感想
参照データ
タイトル | スター・ウォーズ 新たなる夜明け 上 (ヴレッジブックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジョン・ジャクソン・ミラー |
販売元 | ヴィレッジブックス |
JANコード | 9784864912181 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 英米文学 |
購入者の感想
上下巻を読んだ上でレビューすると
・戦艦運用の必需品である物質の埋蔵惑星に対し、市民・行政?・軍それぞれの思惑が絡み合っており話自体は面白い
・だがジェダイの活躍を期待する人は注意。作中、フォースを使って危機を回避するのは2回だけ
SW映画本編を観ていれば十分に理解できる作品なので、SWが好きだったり翻訳SWスピンオフ小説に飢えている人は買って損はしないと思う。(ソニマガ版より高く2冊で2000円超え、かつ今後も上下巻での刊行のようだが・・・まあ薄っぺらで表紙も映像切り貼りのジュニア向けノベルに1400円出させてた頃よかマシか)
これまでスピンオフ小説を読んできた人たちが気になっているであろうことについて
主人公ケイナンの元マスターが『粉砕点』でも登場したデパ・ビラバで、ウィンドゥに倒されて収監されたのではなく、どうもオーダー66後に殺されことになっていることを見るに、どうやらマジで30年以上展開されてきたスピンオフ設定は本史から破却されて(アニメ・ゲームに関しては別なのか?)レジェンズ(新作映画に邪魔だからなかったことにするけど売れるから作るよ、みんな買ってね)とかいう枠に落とされたようである。
作者が謝辞において「今までの作品は必ずしも全てが一つの時間軸にきれいに収まるとは言えないかもしれないが」と書いているので部分的な設定の引継ぎなどはあるのかもしれないが。
あと登場人物にレイ・スローンという人物がいるが、あのスローンとは一切関係ないです。
これまでの積み重ねが無くなるのは非常に残念だが(特にもう『ダース・プレイガス』が翻訳されないであろうことを考えると)、今作を出したヴィレッジブックスだけでも2015年中に3作品翻訳されるようであり、長年停滞していた日本のスピンオフ市場が蘇りそうなのは喜ばしいことである。
編集者様には是非ともSWEP3バブルの時と同じ轍を踏まないようにして頂きたい。
・戦艦運用の必需品である物質の埋蔵惑星に対し、市民・行政?・軍それぞれの思惑が絡み合っており話自体は面白い
・だがジェダイの活躍を期待する人は注意。作中、フォースを使って危機を回避するのは2回だけ
SW映画本編を観ていれば十分に理解できる作品なので、SWが好きだったり翻訳SWスピンオフ小説に飢えている人は買って損はしないと思う。(ソニマガ版より高く2冊で2000円超え、かつ今後も上下巻での刊行のようだが・・・まあ薄っぺらで表紙も映像切り貼りのジュニア向けノベルに1400円出させてた頃よかマシか)
これまでスピンオフ小説を読んできた人たちが気になっているであろうことについて
主人公ケイナンの元マスターが『粉砕点』でも登場したデパ・ビラバで、ウィンドゥに倒されて収監されたのではなく、どうもオーダー66後に殺されことになっていることを見るに、どうやらマジで30年以上展開されてきたスピンオフ設定は本史から破却されて(アニメ・ゲームに関しては別なのか?)レジェンズ(新作映画に邪魔だからなかったことにするけど売れるから作るよ、みんな買ってね)とかいう枠に落とされたようである。
作者が謝辞において「今までの作品は必ずしも全てが一つの時間軸にきれいに収まるとは言えないかもしれないが」と書いているので部分的な設定の引継ぎなどはあるのかもしれないが。
あと登場人物にレイ・スローンという人物がいるが、あのスローンとは一切関係ないです。
これまでの積み重ねが無くなるのは非常に残念だが(特にもう『ダース・プレイガス』が翻訳されないであろうことを考えると)、今作を出したヴィレッジブックスだけでも2015年中に3作品翻訳されるようであり、長年停滞していた日本のスピンオフ市場が蘇りそうなのは喜ばしいことである。
編集者様には是非ともSWEP3バブルの時と同じ轍を踏まないようにして頂きたい。