民法〈4〉債権各論 (有斐閣Sシリーズ) の感想

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参照データ

タイトル民法〈4〉債権各論 (有斐閣Sシリーズ)
発売日販売日未定
製作者藤岡 康宏
販売元有斐閣
JANコード9784641159334
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法

購入者の感想

絶版にして全部書き直すぐらいしないともう債権各論(契約と不法行為)を描き切れないだろうと思います。

有斐閣双書がかつては司法試験受験生の定番でしたが、古くなりすぎたままで放置されており、このSシリーズがその代替品なのかなと思います。しかし、満足すべき出来とは言えないように思われます。

★ 現時点で考えると、新しい契約類型へ対応していない。特別法への配慮がない。

★ 賃貸借や消費貸借の項をみれば明らかですが、要件事実教育への配慮がまったくなく、これでは司法試験受験には使えませんね。

★ 法学部以外の学生向けに書かれたものなのでしょうか。そうだとすると、わかりやすさが足りません。生硬なままに専門用語を振り回して、ごまかしています。

★ 文章が硬くしかも統一感がないので、大変読みにくい。もっと力量のある筆者を選択して、文章もそろえて読みやすくして。新しいシリーズとして出す時期では?

仕事上の理由で、数年ぶりに民法の復習をしております。Sシリーズの民法各巻は、リーズナブルな価格と分量で全体を概観できるので、非常に重宝しました。
第一巻からずっと、本当に執筆分担があるのかと思うほど均質に書かれているのが気に入りましたが、気になった点がひとつだけ。
他のレビュアーの方々と違って私は素人なので、理論の善し悪しは分かりませんが、とにかく不法行為の章が読み難い。学説も対立してドラスティックな分野なのでしょうが、少ない紙面に多くの情報を詰め込みすぎに見受けられます。素人にとっては、そこまで行間を読み取れませんので、かなり分かり難かった(というか分かっていない)印象です。
「初学者対象」の本なのだから、もう少し簡潔に情報の配列・取捨選択で工夫!して頂けると嬉しいなぁ、とわがままな感想を持ってしまいます。

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