ことばの結びつき辞典 (ことば選び辞典) の感想

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「感情ことば選び辞典」は「言いえて妙な ことば選び辞典」の抜粋版という感じで正直ガッカリだったが、一方こちらの「ことばの結びつき辞典」は「キーワード（見出し語）」＋「結びつくことば」＋「意味と用例」という構成。もちろん学研なので元ネタの本が存在する。金田一秀穂監修の「知っておきたい 日本語コロケーション辞典」という本で、そちらはA5サイズで横書き400ページというやや大きめの本なのに対し、こちらは文庫判230ページで内容はほぼ一緒（一部省略はあるが）、縦書きということもあリ随分辞書っぽくなった。この手のコロケーション辞典でこのサイズはなかなか画期的だが、難点もあり、「意味と用例」部分と巻末の「逆引き索引」の文字がやたら小さいので、視力に不安がある方は無理せず「大きな字のことばの結びつき辞典」を買ったほうが無難だろう。