Maurizio Pollini - Concertos Mozart / Beethoven / Brahms の感想
参照データ
タイトル | Maurizio Pollini - Concertos Mozart / Beethoven / Brahms |
発売日 | 2012-11-28 |
販売元 | Universal Music LLC |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » デジタルミュージック » Styles (subjectbin) » クラシック |
購入者の感想
ソロでは幅広いレパートリーを持つポリーニですが、協奏曲はほとんど独墺系中心にレパートリーを絞り込んでいるのが興味深いです。DGへの録音は、ここに収められたモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス以外には、「20世紀の作品20th Century」に収録されているバルトークの2曲とシェーンベルク、シューマン作品集Schumann Complete Recordingsに収録されているシューマンがあるだけです。あと、10代の頃、EMIにショパンの1番も録音していましたが。
ベートーヴェンの1番~4番はアバドとの1992年再録音盤。5番だけが初回全集からベームとの1978年録音が採られています。
ブラームスの2曲は、この後1990年代にアバド/ベルリンフィルと、2010年代にはティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンと再録音、再々録音をしていて、どれも立派な演奏ですが、個人的には若々しい歌に満ちたこの初録音盤に特に惹かれます。
モーツァルトは、まずは、70年代のベームとの2曲。当時「快刀乱麻、光彩陸離、向かう所敵なし」というイメージでバリバリ弾いていたポリーニには、こんな抒情的な面もあるのだと認識を改めた録音でした。2000年代になってからの4曲は弾き振りですが、ベームとの録音の延長線上にある温かみのある美しい演奏だと思います。
このボックスの収録曲は以下の通り、録音年代順に並べられています。
CD1
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム(指揮)
録音時期:1976年4月
CD2
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/クラウディオ・アバド(指揮)
録音時期:1976年5月
CD3
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム(指揮)
ベートーヴェンの1番~4番はアバドとの1992年再録音盤。5番だけが初回全集からベームとの1978年録音が採られています。
ブラームスの2曲は、この後1990年代にアバド/ベルリンフィルと、2010年代にはティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデンと再録音、再々録音をしていて、どれも立派な演奏ですが、個人的には若々しい歌に満ちたこの初録音盤に特に惹かれます。
モーツァルトは、まずは、70年代のベームとの2曲。当時「快刀乱麻、光彩陸離、向かう所敵なし」というイメージでバリバリ弾いていたポリーニには、こんな抒情的な面もあるのだと認識を改めた録音でした。2000年代になってからの4曲は弾き振りですが、ベームとの録音の延長線上にある温かみのある美しい演奏だと思います。
このボックスの収録曲は以下の通り、録音年代順に並べられています。
CD1
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム(指揮)
録音時期:1976年4月
CD2
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/クラウディオ・アバド(指揮)
録音時期:1976年5月
CD3
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム(指揮)