Come Into Knowledge (Reis) (Rstr) (Dig) の感想

【対象】EU盤cd(UPCコード602517448056, Verve, 発売2007/10/09)

【概要】RAMP＝Roy Ayers Music Productionの略で、当時Polydorと契約中のRoy Ayersがプロデュースし、Abc Recordsからリリースされた1977年作品。

Soul, Jazz, Funkの要素が絶妙にブレンドされており、guitarのカッティングをバックにアシッド感を醸す#1の開始早々からヤラレてしまった。
特に、#2や#5(タイトル曲)を支配するダークなメロウネスと女性2人のミステリアスなvocalは、本作品を決定的に印象付ける。
なお、Roy Ayersのペンによる#4は、本人のアルバム(Everybody Loves The Sunshine)に収録したものより優れているのでは？とさえ思えてしまう。

メンバーについてはRAMP(5人)以外の記載は無いが、el-p, vib, brass, stringsも入っており、vibはおそらくRoy Ayersか。
Starcrostと並ぶRare Grooveの絶品だと思う。

【Personnel他】■Produced by Roy Ayres
■RAMP: John Manuel(drums,percussion), Sharon Matthews(lead vocal), Sibel Thrasher(lead vocal), Nate White(bass), Landy Shores(guitar)
■#1.The American Promise, #2.Just Love You, #3.Give It, #4.Everybody Loves The Sunshine, #5.Come Into Knowledge, #6.Try, Try, Try, #7.Daylight, #8.Look Into The Sky, #9.Deep Vervet

【評価】星5つ。