ザ・サムタイムス・オルモスト・ネバー・ワズ の感想

　1998年、STEVIE SALAS COLORCODEのアルバムです。

　「剛腕・パワフルFunk Rock & 素朴で懐かしい感じのバラード」という基本路線は、同じです。

　で、今回、デジタルビートが新しく加わっていますが、(2)(3)くらい。
　それも、Funky系の曲なので、デジタルビート & 楽曲が、割と自然に溶け込んでおり、あまり気になりません。

　個人的には、
毎度の剛腕・パワフルFunk Rock、(2) Kickback
素朴で懐かしい感じ、レニクラ風ミドルチューン、(4) My Someday’s Coming
アコースティックギターによる、おセンチなバラード、(5) Caught in a Moment
アコースティックピアノがメランコリックなバラード、(8) A Dedication to You
。。。あたりは、気に入っています。

　全体的な印象は、「バラード系はGood！、Rock系がもひとつ」な印象です。
　また、「頑張っているけど、吹っ切れない。煮え切らない」ような感じもします。
　「考えすぎかな？」「お疲れ気味かな？」という印象の１枚です。

　この頃のSalasは、リリースペース、活動ペースが、凄かったので。。。

　ファンなら、まあまあ楽しめると思いますが、満足とまではいかないと思います。（「☆-1」させていただきました）

　「Stevie Salasファン」向けの１枚です。
　個人的には、「Stevie Salas初心者」には、「Back from the Living」「Alter Native」をオススメします。