アニメ 「美少女戦士セーラームーンCrystal」Blu-ray 【初回限定版】3 の感想
参照データ
タイトル | アニメ 「美少女戦士セーラームーンCrystal」Blu-ray 【初回限定版】3 |
発売日 | 2014-12-10 |
監督 | 境宗久 |
出演 | 三石琴乃 |
販売元 | キングレコード |
JANコード | 4988003828363 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » キッズアニメ・映画 |
購入者の感想
昔のシリーズも当初スルーしてたので他の方のレビューがすごく参考になる。まあ、セリフや画風に賛否両論ある様だがそれについては個人的には無問題。だが、YouTube→製品化で止まれば何とか最後まで買ってたものを更にテレビ放映化したので心が折れた。全巻購入特典もあきらめた。総額に対しての物足りなさが大きすぎな気がする。
かなり安めに買い叩かれていい勉強になった。
かなり安めに買い叩かれていい勉強になった。
今回セーラームーン20周年企画ということで、新たに制作された新作アニメ「Crystal」。2015年2月12日現在、既に5巻までが発売されており、ニコ動本編では第2期の「ブラック・ムーン編」がスタートしているが、この作品について不満を抱いている昔からのセーラームーンファンの方は多いことだろう。ハッキリ言って、旧作のアニメからファンになった方々には、今作の「Crystal」はオススメできない。それどころか、リアルタイムで小学生の頃から原作、旧作アニメシリーズを見ていた私も、この作品に関しては困惑してしまうレベルなのだ。まず、この「Crystal」は「原作を忠実に再現」をコンセプトに制作されているのだが、余りに話が淡々と進んでいくため、内容が全く詰まっていない。うさぎがルナと出会う→仲間が増える→タキシード仮面の正体がバレる→セーラーVが現れる→プリンセス・セレニティが覚醒する→敵との最終決戦→終焉。といったような淡白っぷりで、全く見所が皆無なのだ。ここぞという見せ場も作られておらず、本当に原作本をアニメに置き換えただけの「垂れ流し状態」で、観終わった後には頭に「?」が浮かぶだけだ。次に、キャラクターの個性の無さが酷く、うさぎ以外の4人のキャラクターに、それぞれスポットが当たっていたのは初登場の回のみで、あとはプリンセスの後ろをついて回る居ても居なくてもいいような、存在感すら消え失せそうなポジションに。うさぎの方は、事ある毎に衛とキスをしてはイチャつく始末で、一体何がしたいのかさっぱり分からない。戦士としての強さや優しさ、仲間との絆など、描くべきものは沢山あるだろうに、描かれているのは浅いストーリーだけで、視聴者に対するメッセージ性が全く見受けられない。4月より地上波で放送スタートが決定している今作だが、万人のセーラームーンファンに受け入れられるアニメではないのは確かであろう。