消えた海洋王国 吉備物部一族の正体: 古代史謎解き紀行 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 消えた海洋王国 吉備物部一族の正体: 古代史謎解き紀行 (新潮文庫) |
発売日 | 2016-11-28 |
製作者 | 関 裕二 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101364803 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
物部の先祖の「饒速日の尊」は吉備の出身ではないか?との問題提起は非常に面白い。神武天皇(関氏は神武、崇神天皇、応神天皇は同一人物と考えている)東征の前に、出雲の「大物主の尊:大神神社」と吉備の「饒速日の尊:石上神宮」既に東南大和に入っていて、神武はその後に大和に入ろうとしたが、生駒山で阻まれ、熊野ー宇陀周りに(太陽を背にして)漸く入る事ができた。三輪―天理は空いてないので今の橿原地区に住んだ。ということは纏向遺跡の発掘内容と合致していて説得力がある。
古代史に新しい視座を注ぎ込む関塾の『吉備』バージョン。藤原以前、古代の列島を席巻した物部一族の驚愕の真実。君は見たか。