ラストエスコート -Club Katze-(通常版) の感想

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初代のラストエスコートのみプレイしました。今作は声優さんと絵が好みだったので。
今回はシナリオのボリュームが極端に少ない気がします。

ホストをしている理由も肩透かし感が拭えませんし、各キャラクターの
トラウマを乗り越えるイベントも「え？そんなんで越えられるの？」という
ガッカリ感が大きかったです。もっと掘り下げようがあったのではないか、と
思ってしまいました。
最後のほうもイベントが殆どなく、急にラブラブなEDに首を捻ってしまいます。

内容に関してはかなり辛口になってしまいましたが、ホストという設定上、
甘い台詞が多く、全キャラも最初から優しいです。
特にアダルト組の柊店長は最初からセクハラ発言全開で、笑いました＆堪能しました。
個人的にはてらそまさん演じる流聖が素敵すぎて満腹でした！
でも、それらを差し引いてもやはりボリュームが少ない！勿体無い！

お目当ての声優さん・絵が好みな方は一度プレイされても良いかもしれませんが、
シナリオ重視の方は多少引っ掛かるところがあるのでは。
ただ、ボーナスEDを迎えた後にNEW　GAMEからスタートすると、前攻略キャラの
モノローグが聴けるシステムには心が揺らぎました。
キャラへの思い入れが深まる心憎い演出でした。