フクロウの声が聞こえる(完全生産限定盤) の感想

二人の声のハーモニーが良いです。歌詞もすてき。もちろん音も。年末の紅白歌合戦にこれででてもらいたいな。と、思いました。

小沢健二の圧倒的に突き抜けている才能は、曲の持ってる世界観や情感を非常にレベルの高い次元で音源に閉じ込めることだと思う。
彼の楽曲は何回聴いても何歳になって聴いても、耐えれるだけの完成度で仕上がっている。

「フクロウ〜」はライブでもとても良かったが、ここまで良い意味で仕上がりが飛躍するとは思わなかった。
彼が僕らに見せたかった景色はこれなんだと思った。

十数年間表舞台から居なくなった時、もう彼から音楽の届け物はないと思っていた（でも待ってた）自分にとって、未知なる世界に希望が込められたエネルギーに満ち溢れた曲が届けられた事が本当に嬉しい。

95年のラブリーと96年の大人になればで、紅白出場を果たしているが、今年は「フクロウ〜」を聴いて年を越せるかもしれない！

嬉しいので何度でも言わせてもらいます。
その時には また「おかえりなさい！」と。

今年の復活でハマったド新規です。
フクロウの声が聞こえるは、もともとセカオワも好きだったのでメルヘンな世界にオザケンもセカオワもバッチリハマってました。なにより予告動画の楽しそうなみなさんを見て素敵な作品を期待していたので。詰め込みすぎたガチャガチャしたところも魅力かなと思います。
シナモンは大人っぽいメロディラインにオザケンの声が甘く乗ってイヤホンで聞くとドキドキします。ハロウィンの曲なんでしょうけどこんな大人っぽいハロウィンソング聞いたことないです。間奏に入るところのギターが流動体の時のワクワクするメロディを思い出させました。