POPEYE(ポパイ) 2017年 9月号 [君の街から、本屋が消えたら大変だ! ] の感想

昔「その街の本屋さんで街の文化度の高さがわかる」と聞いたことがあります。
当時、僕の住んでいる街には駅前に大きな本屋さんがあり
隣の文教地区と言われている街には、もっと大きな本屋さんがあり
僕の街の本屋さんは、10年くらい前になくなってしまったのだけど
隣の町の本屋さんは、今でもまだ残っていて、そこに文化度の違いを感じたりします。

僕は、本屋さんが好きです。
紀伊國屋や三省堂、ジュンク堂のように大型で何でもありそうな本屋さんも好きですが
雑誌とエロ本の売り上げで何とか成り立っていそうな本屋さんも好きだし
文教堂やTSUTAYAや宮脇書店のように、店舗が微妙な規模のチェーン店も楽しめます。
そういう意味で、本誌は表紙の文字からの期待はとても高かったのですが
結局、中途半端な印象を受けました。
なんか、気取った本屋さんがメインな感じです。
展示の仕方が凝っている、小さな本屋さんは結局本の数が少ないので嫌いです。
そして、そういう本屋さんは結局気取った品揃えなので、欲しい本があった試しがない(言い切れないけど、、）
でも、紹介されているのはそういう本屋さんが多い、と言うか多い気がします。
もっと、普通の本屋さんの魅力を伝えてほしかったです。残念　( ｡-_-｡)