道 の感想

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タイトル
発売日2016-09-16
販売元Universal Music LLC
JANコード登録されていません
カテゴリ » デジタルミュージック » Styles (subjectbin) » J-POP

購入者の感想

新しいアルバムの最初を飾る軽快な印象のこの楽曲『道』は、6年近く“人間活動”に専念してきた宇多田ヒカルが辿り着いた現在の境地がストレートに表現してあると同時に、彼女が今一番伝えたいことが凝縮されている、私はそう感じた。
それは、これからの人生をどう生きていくのか、と自問自答してきた彼女が導き出した彼女自身の答えであり、ある意味で、このアルバムのメインテーマとも言えるのかもしれない。

『Fantôme』(=気配、幻)というアルバムのタイトルには、目に見えなくとも、いつ如何なる時も、あらゆるものの中に、その存在、気配を感じ取ることのできるお母様と共に私は生きていくのだ、という彼女の静かなる決意が込められているのだと思う。
きっと大切な人を喪われた方の多くはこの曲に深く共感されると同時に、抱えたままの心の痛みだってそっと癒されるのではないだろうか。

そう、彼女の“道”の始まりにいてくれたのは、紛れもなく、お母様だったということ、また、ずっと一人で歩いてきたつもりだったのに、本当は「人は皆生きてるんじゃなく生かされてる」ということに、彼女は心が張り裂けそうな悲しみの中で気づかされたのであろう。
『真夏の通り雨』、『花束を君に』と同じく、お母様へ対する彼女の変わることのない深い愛が溢れてやまない曲だと思う。

「 目に見えるものだけを
信じてはいけないよ
人生の岐路に立つ標識は
在りゃせぬ 」

「 私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も
どこへ続くかまだ分からぬ道でも
きっとそこにあなたがいる
It’s a lonely road
But I’m not alone
そんな気分 」

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