江戸幻獣博物誌―妖怪と未確認動物のはざまで の感想
参照データ
タイトル | 江戸幻獣博物誌―妖怪と未確認動物のはざまで |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 龍平 |
販売元 | 青弓社 |
JANコード | 9784787220400 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » 昔話・伝承 |
購入者の感想
『昔話伝説研究』『生物学史研究』『伝承文学研究の方法』などに掲載された7篇+αの論文をまとめた一冊にしたもの。
柳田国男の山人論、『信濃奇勝録』に登場するさまざまな異獣たち、讃岐の妖怪博士こと河田正矩、一本足の鶏や三本足の鶏、大海蛇などが取り上げられている。
いずれも江戸期の文献を渉猟し、同時代にどのように理解され、さらに近代になってどのように解釈されていくかを読み解いたものである。
タイトルから想像されるより、はるかに専門的かつ学術的な内容であった。
まったく知らないような妖怪・物語も多く、切り口としてもおもしろい。
図も豊富。
柳田国男の山人論、『信濃奇勝録』に登場するさまざまな異獣たち、讃岐の妖怪博士こと河田正矩、一本足の鶏や三本足の鶏、大海蛇などが取り上げられている。
いずれも江戸期の文献を渉猟し、同時代にどのように理解され、さらに近代になってどのように解釈されていくかを読み解いたものである。
タイトルから想像されるより、はるかに専門的かつ学術的な内容であった。
まったく知らないような妖怪・物語も多く、切り口としてもおもしろい。
図も豊富。